薄毛

薄毛

AGA(薄毛・抜け毛)

男性の薄毛は、「男性型脱毛症」(AGA:androgenetic alopecia)、通称「薄毛症」と呼ばれ、日本の成人男性の4人に1人が薄毛症と言われます。薄毛症は遺伝や男性ホルモンの影響などが主な原因と考えられています。生え際や頭の上のほうで抜け毛が多くなり、薄毛になってしまう症状です。
当院では、医療機関しか処方できない「飲む薄毛治療薬(プロペシア)」を使用し、薄毛症の治療を行います。日本皮膚科学会が発表した「男性型脱毛症治療のガイドライン」では、「飲む薄毛治療薬(プロペシア)」の有効成分フィナステリドは、ミノキシジルとともに最高の評価を得ています。

円形脱毛症

自覚症状などが何も無く、ある日突然、頭にコイン大の丸い脱毛斑が生じる疾患です。脱毛斑は一ヶ所とは限らず、多発することもあります。時には頭全体の毛が抜けたり、全身の毛が抜けることもあります。原因は成長期にある毛包(毛根を包む組織)がリンパ球の攻撃を受けて壊されてしまうからであり、毛包を標的にした自己免疫疾患と考えられています。したがって、リンパ球の攻撃が抑えられれば、元通りの毛が生えてきます。かつては、精神的ストレスが主な原因と考えられていました。確かに何らかのストレスがかかった時に脱毛が始まる人もおられます。しかし、多くは、ストレスとは関係無く発症します。円形脱毛症の頻度は、人口の1~2%と推測され、男女差は見られません。

フケ症(脂漏性湿疹)

フケ症(脂漏性湿疹)は、細かく白い米ぬか(粃糠)のような角質片が多量に頭皮から剥がれ落ちてくる皮膚疾患です。思春期以降から始まり、40~50代になると自然に症状が治まってくることが多いようです。
症状としては、軽度から重度までありますが、軽度の場合は髪の毛を櫛で梳かした際などにパラパラと肩のあたりに落ちてくる程度です。しかし、重度になると、枕元も白くなり、部屋じゅうにフケが落ちてしまうほどになります。また痒みを伴うこともあり、痒いからと言って指先で頭皮を掻いて刺激すると、もっと多くのフケが落ちるようになってしまい、悪循環に陥ります。痒みがひどくなると、頭皮が赤く炎症を起こしたり、また脱毛を伴ったりするケースもあります。症状がひどいようなら、皮膚科を受診して、きちんと治療を受ける必要があります。