医院コラム

院長による学会・医学 最新情報(不定期更新)

私は皮膚科専門医として定期的に学会に出席しています。そこで学んだ内容を忘れないために、そして発信することで最新の情報を少しでも広げられればと思い当院のホームページに記載していくことにいたしました。

なるべく医療の専門家だけでなく一般の患者さまにもわかりやすい言葉で書くように心がけます。
皮膚科の世界でもまだまだわかっていないことは多くへぇ~と思うような内容もたくさんありおもしろいですよ。

難治性ウイルス性疣贅治療について 慈恵医大

疣贅というのはイボのことです。難治性なので、なかなか治らないイボについての治療についてです。

小児から10代に多く手足によくできる。
11歳 3.9%
16歳 4.6%
24~28週で24%が自然治癒しますが、なかなか治らないことも多い。

当院でも治療をされる方が多くいらっしゃいますが1回で治ることはまれで、何か月かかかることが多いです。

» 治療法はこちら



  • 液体窒素でウイルスを凍らせる
  • 漢方の飲み薬を飲むこと

が代表的な治療法です。

さてそのときの治癒率は?慈恵医大のデータでは

  • 液体窒素による治癒率 50-70%
    2週間に1回以上処置することが望ましく4週間あくと元に戻ることが多い。
  • ヨクイニンの内服 ハトムギのエキスです。
    4週以上の内服で37.6%治癒と、ここまでは当院と同じ治療でした。

驚いたのが暗示療法を行っていること!
大学の外来で暗示療法?そしてその治癒率は?
・・・なんと!!
・暗示療法による治癒率 27-55%
特に小児で有効だそうです。

これほどまでに効果があるなら、当院でも取り入れない手はありません。早速調べてみると、日本には古くから伝わるたくさんのいぼとり神様・仏様がありました。
スタッフが関西に行く用事があったので、いぼ取り寺として800年の歴史を持つ、京都の蛸薬師堂でご祈祷をしてきました。



蛸薬師通の名前の由来になっているお寺です。京都の繁華街四条河原町にあり、多くのお店が軒を連ねる“新京極通”の一角に『蛸薬師堂』はあります。

住職の話によると、皮膚科医も多くご祈祷に訪れるそうです。これは期待できそう!そして、当院で暗示療法に使わせていただく了承も頂きました。

ご祈祷後にはおふだとご祈祷済みの石を頂きました。


この石にイボ完治の願いを込めてお祈りをしながら治療をいたします。ご希望の方は気軽にお声がけください。

院内に掲示したところ患者さんから早速ご希望を頂き、暗示療法を実施いたしました。
どれぐらい効果があるのか楽しみです。