イブプロフェンはスタデルムの成分名（一般名）です。国内で開発された消炎・鎮痛作用を有する非ステロイド系外用薬で、主成分のイブプロフェンピコノール（イブプロフェンの誘導体）は、イブプロフェンよりも優れた抗炎症作用があります。
軟膏とクリームの2つの剤型がありますが、クリームは1986年に非ステロイド系消炎鎮痛外用薬として初めて尋常性ざ瘡（ニキビ）に適応を取得しています。
ステロイド外用薬ほど抗炎症作用は強くありませんが、副作用が少ないため、顔の湿疹などにもよく処方されます。また、帯状疱疹にも使われます。

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