当院のお薬・処置・検査一覧

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薬剤

アレルギー性結膜炎治療薬「アレジオンLX点眼液0.1%」花粉症

アレジオンLX点眼液0.1%とは? アレジオンLX点眼液0.1%は、1回1滴1日2回を点眼するお薬で、スギ花粉症やダニなどのアレルギー性結膜炎にお使いいただけます。2013年から販売されているアレジオン点眼液0.05%の濃度を2倍(0.05%→0.1%)にした高用量製剤で、点眼回数は従来の1日4回から1日2回になりました。 薬剤の眼組織への移行量を高め、持続性を向上することにより、アレルギー性結膜炎の主症状である眼のかゆみや充血をおさえます。1日2回の点眼タイプの抗ヒスタミン薬は日本で初めて発売されました。 有効成分であるエピナスチン塩酸塩は、ヒスタミンH1受容体拮抗作用および肥満細胞からの化学伝達物質の遊離抑制作用を有しています。 名称の由来:「アレジオン」は病変(=lesion)を無くする(=A)という意味、「LX」は“Lasting eXtend”という造語から効果をさらに長く引き伸ばす“持続性”という意味でこれらを組み合わせて命名されました。 アレジオンLX点眼液0.1%の特徴 1日2回点眼でコンプライアンスがよい アレジオンLX点眼液0.1%は1……

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帯状疱疹治療薬「アメナリーフ(アメナメビル)」

アメナリーフとは? アメナリーフ錠(有効成分:アメナメビル)は、バルトレックス錠やファムビル錠などの既存の抗ヘルペスウィルス薬とは異なる新しい作用機序のお薬です。適応症は帯状疱疹です。 水痘・帯状疱疹ウィルス複製の初期段階である二本鎖DNAの開裂及びRNAプライマーの合成に必要なヘリカーゼ・プライマーゼ複合体の活性を直接阻害することで、ヘルペスウイルスの増殖を初期段階で抑制します。アステラス製薬で創製されマルホ社が開発し製造販売しています。 アメナリーフの特徴 腎機能を気にせずに投与可能 アメナリーフ錠はクレアチニンクリアランスに応じた投与量設定の必要がありません。クレアチニンクリアランスとは腎機能を表した数値です。腎機能に影響がないのはアメナリーフが腎臓で代謝されず、糞中(便)に排泄されるためです。ご年配の方や腎機能障害患者さまなど腎機能が低下した方にも安心してお使いいただけます。帯状疱疹の他の治療薬のバルトレックスやファムビルは腎機能の数値によって減量する必要がありますので、アメナリーフは使いやすいといえます。 1日1回投与 アメナリーフは1日1回投与のお薬です。……

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アトピー性皮膚炎治療薬「プロトピック軟膏(タクロリムス)」

プロトピック軟膏とは? プロトピック軟膏(有効成分:タクロリムス)は体の過剰な免疫反応をおさえることでアトピー性皮膚炎のかゆみや炎症をおさえます。日本では、1999年にプロトピック軟膏0.1%が16歳以上に、2003年にプロトピック軟膏0.03%小児用が2歳~15歳までの小児に認可され、2014年時点で世界75ヵ国以上で承認または発売されています。有効成分であるタクロリムスは筑波山麓の土壌から発見されたそうです。 名称の由来はプログラフPrograf(タクロリムス水和物のカプセル剤・顆粒剤及び注射剤の商標)のプロProと、トピカルTopical(局所の意味)、アトピーAtopic Dermatitisのトピックtopicを組み合わせて命名されました。 プロトピック軟膏の特徴 アトピー性皮膚炎の治療では、ステロイド外用薬やプロトピック軟膏で皮膚のかゆみや炎症をおさえて皮膚を良い状態に保つことが大切です。 プロトピック軟膏はステロイド外用薬ではないですが炎症をおさえる効果が高い外用薬です。プロトピック軟膏ではステロイド外用薬の長期間の使用でみられるような皮膚萎縮や毛細血管……

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舌下免疫療法「ミティキュア」ダニアレルギー

ミティキュアとは? ミティキュアはハウスダストの原因であるダニのアレルゲン免疫療法(減感作療法)のお薬です。ダニを原料とするエキスから作られており、少量から服用することによって体を慣らし、ダニによるアレルギー症状を和らげます。 ハウスダストとは? ハウスダストとは室内にたまるホコリを指します。ハウスダストの中には、ダニのフンや死骸、虫のフンや死骸、花粉、カビ、人の毛髪、フケ、ペットの抜け毛など様々な物質が含まれます。なんとハウスダストの約7割から9割がダニに関するものだという報告もあります。ハウスダストによるアレルギーがある場合、その原因の多くがダニによる可能性が高いと言えます。 それダニアレルギーの症状かも? 絨毯やカーペットの部屋、畳敷きの部屋や布製のソファーに行くと、鼻水や鼻づまり、咳やくしゃみが出る方がいらっしゃいます。寝た後に鼻づまりによる咳で充分に睡眠が取れないという方もいらっしゃいます。 これらの自覚症状がある場合ダニアレルギーが疑われます。簡単に検査が出来ますので、一度検査を受けられることをお薦めします。 » アレルギー検査の詳細はこちら もしダニが……

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抗アレルギー薬「ルパフィン(ルパタジン)」

ルパフィンとは? ルパフィンは、1日1回1錠(10mg)を経口で服用するお薬です。症状に応じて倍量(20mg)投与(1日1回2錠)服用することもできます。 蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そうよう症)に伴う皮膚のかゆみの治療やアレルギー性鼻炎に用いられます。 名称の由来はルパフィンの一般名であるルパタジンより、Rupatadine と PAF(platelet activating factor:血小板活性化因子)、IN(Inhibition:抑制)からRUPAFINと命名されました。 ルパフィンの特徴 ルパフィンは、アレルギーの原因となるヒスタミンだけではなくPAF(platelet activating factor:血小板活性化因子作用)を抑える新しい作用機序のアレルギー性疾患治療薬です。 PAFとヒスタミンの2つのケミカルメディエーターを抑えることにより、血管拡張や血管透過性の亢進、気管支収縮、知覚神経刺激等の即時型アレルギー症状を抑制するとともに、白血球の遊走活性化も抑えることから、遅延型アレルギー症状の抑制も期待できる薬剤として開発されました。 ……

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ニキビ治療薬「ゼビアックスローション2%(オゼノキサシン)」

ゼビアックスとは? ゼビアックス(オゼノキサシン)は外用抗菌薬の一つであり、ダラシン(クリンダマイシン)やアクアチム(ナジフロキサシン)と同じ仲間のお薬です。抗菌薬はいずれも赤ニキビに対して効果が期待できます。ゼビアックスの適応はニキビのほかに、とびひなどの皮膚感染症にも適応があります。 外用抗菌薬のなかでも、ゼビアックスは新しい抗菌薬であり、剤形としてローションと油性クリームの2種類あります。ローションは粘性もあり垂れにくいといった特徴があります。ゼビアックス油性クリーム2%は2021年6月に発売され、軟膏のようなしっとりとした使用感となります。 ゼビアックスの投与方法 1日1回、患部に塗布します。赤ニキビに使用される場合は、洗顔後に塗ってください。抗菌薬は、薬剤耐性化の懸念から長期的に塗り続けることはせずに、ニキビ治療では急性期において他のお薬と併用して使用します。 » ニキビの詳細はこちら ゼビアックスの効果 ゼビアックスは抗菌活性が高いことから1日1回の12週塗布で、1日2回のアクアチムと同等の効果があります。 ゼビアックスの副作用 発現率は0.5%程度で……

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ニキビ治療薬「ディフェリンゲル0.1%(アダパレン)」

ディフェリンゲルとは? ディフェリンはアダパレンという成分で、レチノイド(ビタミンA誘導体)様作用を有する外用薬です。 ディフェリンゲルは皮膚の角化(皮膚表面をつくる細胞が生まれてから角質になるまでの過程)を調節し、毛穴のつまりを改善します。くり返すニキビの原因となる毛穴のつまりを取り除くことによって、白ニキビと赤ニキビに効果を示します。特に白ニキビへの効果が高く、赤ニキビに対しては緩やかに減少させていきます。 ディフェリンゲルの対象患者さまについて ディフェリンゲルはニキビでお困りの患者さまにお役立ていただけます。特にベピオゲル(過酸化ベンゾイル)でかぶれた経験のある方にはディフェリンゲルが第一選択となります。当院でも人前に出るお仕事などで絶対に顔がかぶれては困る方や、かぶれてもすぐにご来院いただけない方にはディフェリンゲルをベピオゲルよりも先に外用していただいています。 ディフェリンゲルの使い方 1日1回、洗顔後患部に塗布します。目の周りや口唇、粘膜、傷口をさけ、こすらずやさしく塗ります。塗り終わったら手を洗います。 ディフェリンゲルの副作用について ディフェリ……

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ニキビ治療薬「エピデュオゲル」

エピデュオゲルとは? エピデュオゲルは、ベピオゲル(BPO)とディフェリン(アダパレン)の2つの成分を配合したお薬です。 ベピオは、殺菌作用によってニキビの原因菌であるアクネ菌などを殺菌し、ピーリング作用(皮膚表面の古い角質を取り除く作用)によって毛穴のつまりを改善します。 ディフェリンは、皮膚の角化(皮膚表面をつくる細胞が生まれてから角質になるまでの過程)を調節し、毛穴のつまりを改善します。 海外臨床試験では、BPOやアダパレンの各単剤よりも効果が高いことが確認されており、エピデュオゲルは国内の保険治療のなかで最も有効性に優れたお薬です。 名称の由来について、EPIDUO の EPI は epidermis(表皮)を表し、DUO は dual active ingredient(二つの有効成分)、dual mode of action(二つ/二重の作用機序)を表すことからエピデュオ(EPIDUO)と命名されました。 エピデュオゲルの対象患者さんについて ニキビでお困りの患者さんにお役立ていただけます。今まで他の薬剤で十分な効果が得られなかった患者さまにも期待できます……

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ニキビ治療薬「ベピオゲル2.5%(過酸化ベンゾイル)」

ベピオゲル(過酸化ベンゾイル)とは? ベピオゲルの成分である過酸化ベンゾイルは、海外では50年以上前から使用されているニキビ治療薬です。過酸化ベンゾイルは薬剤耐性菌の報告がありません。そのため長期で使用しても安定した効果が期待でき、国内のニキビ治療のベースとなっているお薬です。 名称の由来は、有効成分である過酸化ベンゾイル(Benzoyl Peroxide)が一般的に「BPO」と略されており、名称から直感的に成分がイメージできるよう「ベピオ(BEPIO)」と名付けられました。(「べっぴん」という意味も込められています。) ベピオゲルの作用 ベピオゲルは、ニキビの原因菌であるアクネ菌の増殖をおさえたり、ピーリング作用(皮膚表面の古い角層を取り除く作用)により、毛穴のつまりを改善しニキビに効果があります。2週間~3ヵ月ほど塗り続けることで効果を実感することができ、赤いにきびや白にきび、黒にきびを同時に治療することができます。 治療をやめてしまうと、ニキビがくり返しできてしまうことがあります。皮疹の軽快後も治療を継続することで、軽快した状態を維持することができ、ニキビができにく……

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抗アレルギー薬「ビラノア(ビラスチン)」

ビラノアとは? ビラノアは、1日1回、1錠を経口で服用するお薬です。 蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そうよう症)に伴う皮膚のかゆみの治療やアレルギー性鼻炎に用いられます。 名称の由来はビラノアの一般名であるビラスチンより、Bilastine Non AllergyからBila no aと命名されました。 ビラノアの特徴 アレルギーの発症には、ヒスタミンという体内物質が関与しています。このお薬はヒスタミンの受容体をブロックし、その働きをおさえることで アレルギー症状を緩和します。 ビラノアは1日1回服用で、すぐ効果があらわれ1日をとおして効果があります。皮膚科領域では、蕁麻疹に有効性が高く、基本的治療薬として位置付けられます。アトピー性皮膚炎では、かゆみの軽減が期待できます。花粉症などの季節性アレルギー性鼻炎、ダニやハウスダストで起こる通年性アレルギー性鼻炎などにも有効です。 ビラノアの薬理作用について 抗原の刺激でアレルギー反応がはじまると、免疫系の細胞(肥満細胞)からヒスタミンなどの化学伝達物質が放出されます。ヒスタミンは神経受容体のひとつ‘H1受容体’と結……

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ステロイド外用薬

ステロイドとは? ステロイドはホルモンの一種で、人のからだの中、副腎という臓器で作られています。このステロイドホルモンを投与すると炎症を抑える作用があることから、いろいろな病気の治療で使われています。 なおステロイド薬はさまざまな剤形があり、皮膚科ではステロイドの外用薬が多く使われます。 ステロイド外用薬の効果 ステロイド外用薬を使うことで得られる重要な効果は「抗炎症作用」です。アトピー性皮膚炎をはじめとした皮膚炎、湿疹など皮膚の赤みや痒みなどは皮膚が炎症を起こしているため起こる症状といえます。 皮膚科では部位や炎症の程度でステロイド外用薬を使い分けながら、さまざまな皮膚の疾患に対応することが可能となるのです。 ステロイド外用薬の種類 ステロイド外用薬にはさまざまな種類があります。効果の強さにより分類されており、1番効果の弱い種類からweak、medium、strong、very strong、strongestの5段階です。 市販でもステロイドの外用薬は売っていますが、weak、medium、st……

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抗アレルギー薬(第二世代抗ヒスタミン薬)

抗ヒスタミン薬はどんな薬? ヒスタミンというのは肥満細胞を主とした体のなかにある物質でなんらかの要因でヒスタミンが活性化します。このヒスタミンが過剰に働くと現れる症状の代表的なものがアレルギー反応です。ヒスタミンが作用する場所により、眼がかゆい、鼻水がとまらない、皮膚が乾燥する、皮膚のかゆみなどの症状がでます。 抗ヒスタミン薬はヒスタミンの作用をおさえることでアレルギー反応を抑えることができるのです。 抗ヒスタミン薬の種類 抗ヒスタミン薬には第一世代、第二世代があります。最初に開発された第一世代抗ヒスタミン薬は脳への影響が大きく、強い眠気や認知機能を低下させるといった副作用があるため第二世代抗ヒスタミン薬が開発されました。現在では第二世代抗ヒスタミン薬が主流になっています。第二世代抗ヒスタミン薬は副作用も少なく、効果の持続、アレルギー反応の治療効果もすぐれたものといえます。 第一世代抗ヒスタミン薬 ポララミン(クロルフェニラミン) アダラックス(ヒドロキシジン) レスタミン(ジフェンヒドラミン) ……

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抗真菌薬(外用薬)

抗真菌薬(外用薬)の分類 抗真菌作用を持つ外用薬は「イミダゾール系」と「非イミダゾール系」に分けると理解しやすいです。 まずイミダゾール系は最も種類が豊富な抗真菌薬で、作られた年代によって特徴が異なります。1990年代以前に発売されたものは白癬にはあまり効かず、カンジダに対して有効な薬が多いですが、1990年代以降に発売されたものは白癬とカンジダの両方に効く薬へと進歩しました。そのため、現在主に用いられているイミダゾール系外用薬は幅広い表在性真菌症に対応することができます。 しかしイミダゾール系の薬には、一度かぶれてしまうと他のイミダゾール系の薬にもかぶれやすくなってしまう、いわゆる交差反応という問題があります。イミダゾール系の成分は市販の抗真菌薬にもよく配合されているため、市販薬でかぶれたことがある場合には、初めて使うイミダゾール系処方薬にもかぶれてしまう場合があるのです。つまり1990年代以降に発売されたイミダゾール系は「白癬とカンジダの両方に有効だが、かぶれに注意しながら使用すべき薬」という位置付けになっています。 また、1990年代以前のイミダゾール系薬は皮……

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抗真菌薬(内服薬)

抗真菌薬(内服薬)の種類 現在国内で真菌感染症に用いられている主な抗真菌内服薬は以下の3剤です。 ネイリン(ホスラブコナゾール) ラミシール(テルビナフィン) イトリゾール(イトラコナゾール) この中でいちばん治療効果が高いのはネイリン(ホスラブコナゾール)です。 » ネイリンの詳細はこちら ラミシール(テルビナフィン)は安価ですが、内服期間が6ヶ月~1年間と長期になります。 » ラミシールの詳細はこちら イトリゾール(イトラコナゾール)は3週間内服して1週間休むというパルス療法を行います。 » イトリゾールの詳細はこちら これらの内服薬による副作用として肝機能障害、貧血、胃腸障害を生じることがあるため、肝機能に異常がある方にはお使いいただけません。治療中は定期的に血液検査を行います。飲み合わせの良くない薬がありますので、他の病気の治療のため内服中の薬がある方は、お薬手帳をご持参下さい。 抗真菌薬(内服薬)の治療期間 通常、爪が根元から指先まで伸びるのに6ヶ月~1年程度かかりますので、治療開始から治癒までには6ヶ月~1年、あるいはそれ以上の……

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爪白癬治療薬「イトリゾール(イトラコナゾール)」

イトリゾールの概要 商品名 イトリゾール(先発品)、イトラコナゾール(後発品) 一般名 イトラコナゾール 剤型 先発品はカプセル・内用液、後発品は錠剤・カプセル・内用液 適応菌種 皮膚糸状菌(トリコフィトン属、ミクロスポルム属、エピデルモフィトン属)、 カンジダ属、マラセチア属、アスペルギルス属、クリプトコックス属、スポロトリックス属、ホンセカエア属 保険適用 (1)内臓真菌症(深在性真菌症) 真菌血症、呼吸器真菌症、消化器真菌症、尿路真菌症、真菌髄膜炎 (2)深在性皮膚真菌症 スポロトリコーシス、クロモミコーシス (3)表在性皮膚真菌症(爪白癬以外)※難治性あるいは汎発性の病型の場合のみ 白癬(体部白癬、股部白癬、手白癬、足白癬、頭部白癬、ケルスス禿瘡、白癬性毛瘡) カンジダ症(口腔カンジダ症、皮膚カンジダ症、爪カンジダ症、カンジダ性爪囲爪炎、カンジダ性毛瘡、慢性皮膚粘膜カンジダ症) 癜風、マラセチア毛包炎 (4)爪白癬 イトリゾールの働き イトリゾール︎はラミシール︎よりもさらに幅……

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爪白癬治療薬「ラミシール(テルビナフィン)」

ラミシールの概要 商品名 ラミシール(先発品)、テルビナフィン(後発品) 一般名 テルビナフィン塩酸塩(以下、テルビナフィン) 剤型 錠剤 適応菌種 皮膚糸状菌(トリコフィトン属、ミクロスポルム属、エピデルモフィトン属)、 カンジダ属、スポロトリックス属、ホンセカエア属 保険適用 (1) 深在性皮膚真菌症:白癬性肉芽腫、スポロトリコーシス、クロモミコーシス (2) 表在性皮膚真菌症:白癬(爪白癬、手・足白癬、生毛部白癬、頭部白癬、ケルスス禿瘡、白癬性毛瘡、生毛部急性深在性白癬、硬毛部急性深在性白癬)、カンジダ症・爪カンジダ症 ラミシールの働き ラミシール︎も抗真菌薬ですが、ホスラブコナゾールよりも幅広く様々な真菌に保険が適用されています。深在性皮膚真菌症(真菌が皮膚の下まで侵入)・表在性皮膚真菌症(真菌が皮膚表面に侵入)の両方に有効です。 ただし一般的な水虫が含まれる表在性皮膚真菌症の場合は、外用薬による治療が基本です。足白癬に対してラミシールを内服する際には、①皮膚のガサつきが強くなるタイプ……

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爪白癬治療薬「ネイリン(ホスラブコナゾール)」

ネイリンとは? 商品名 ネイリン 一般名 ホスラブコナゾール 剤型 カプセル 適応菌種 皮膚糸状菌(トリコフィトン属) 保険適用 爪白癬(爪水虫) 名称の由来は、爪(NAIL)に薬物が入る(IN)ことからネイリン(NAILIN)と命名されました。 ネイリンの働き 白癬(水虫)の原因となる菌は皮膚糸状菌(ひふしじょうきん)という真菌です。一般的に皮膚糸状菌が皮膚に感染した場合は外用薬(ぬり薬)で治療することができます。 しかし皮膚糸状菌が爪に感染してしまうと、そう簡単にはいきません。一部の特殊な薬(クレナフィン®︎外用液やルコナック外用液)を除き、塗り薬は爪の中に浸透しにくいため効果を発揮できないのです。そのため爪白癬の治療を外用薬で行うのは難しいことが多く、内服薬が爪白癬治療の中心的役割を担っています。 そんな爪白癬内服治療薬の1つがネイリン︎です。ネイリン︎は、皮膚糸状菌を殺菌することに特化した薬です。保険適用の問題もあってカンジダや皮膚白癬の治療には使用できませんが、爪白癬には非常……

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爪白癬治療薬「ルコナック(ルリコナゾール)」

ルコナックとは? ルコナックは爪の表面から浸透し、爪の中やその下の皮膚に感染した白癬菌を殺菌するお薬です。爪全体にお薬を塗って使います。先端部分が従来のプッシュ型から、薬液の量を調節しやすいマーカー型へ変更になりました。 名称の由来は、一般名であるルリコナゾール(Luliconazole)からルコナックLUCONACと命名されました。 ルコナックの特徴 1日1回の塗布で爪白癬の原因真菌である皮膚糸状菌(トリコフィトン属)に対し強力な抗真菌活性を示します。爪への浸透性にも優れており爪中薬物濃度は、投与1週間から高い薬物濃度を示し、投与終了後4週間後においても治療に必要以上上回る薬物濃度が維持されたという特徴を持っております。 ルコナックの使い方 初回開封時のみの作業が必要です。 初回はキャップを下にしたままトントンとたたいた後、容器を下向きにして約5回~10回振り、薬液を先端部分に染み込ませます。その後は1日1回爪全体に塗布します。その際に薬液が皮膚についた場合は拭き取ります。終わりましたらキャップをしめ立てた状態で保管してください。 ルコナックご使用中の注意……

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ニキビ治療薬「デュアック配合ゲル」

デュアック配合ゲルとは? デュアック配合ゲルはにきび治療薬であり過酸化ベンゾイル(BPO)とクリンダマイシン(ダラシン)の合剤です。抗菌作用、抗炎症作用、角質剥離作用などの複数の作用を有することにより炎症性にきびを早期に改善する薬剤です。 名称の由来は、二重に作用するという意味のデュアルアクション(dual action)からデュアック(duac)と命名されました。 デュアック配合ゲルの抗菌効果また現在のにきび治療ガイドラインでは炎症期における軽症、中等症、重症どちらでも推奨度Aに位置付けられている薬剤です。臨床試験では赤にきびを2週間で約6割、12週で約9割減少する効果が認められています。 デュアックの効果について デュアックは赤にきびを早く治すことに貢献できる薬剤です。赤にきびを早く治すことはニキビ跡を予防することにつながります。現在保険治療でニキビ跡を治すことは難しく保険外治療では患者様の負担も増えてしまいます。 にきびは「青春のシンボル」といわれることもありますが、いじめの原因になる等QOLが低下する疾患といわれています。早く医療機関で治療することはニキ……

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爪白癬治療薬「クレナフィン(エフィナコナゾール)」

クレナフィンとは? 2014年に科研製薬株式会社から発売された日本初の爪白癬(爪水虫)専用の外用薬で、安全かつ外用で有効性が期待できる新たな治療薬です。名称の由来は、爪白癬に罹患した爪を清浄(Clean)にする、エフィナコナゾール製剤(Efinaconazole)からクレナフィン(clenafin)と命名されました。 クレナフィンの特徴 クレナフィンはケラチン(爪の成分)との親和性が低く、爪での透過性に優れているので、爪の中(爪甲)や爪の下(爪床)まで薬液が届き、高い抗真菌活性を発揮します。 また薬剤ハケと一体型のボトルで、薬液を爪面に容易に塗り広げることが可能です。 クレナフィンの使用方法 爪およびその下の皮膚に薬剤が行きわたるよう皮膚との境界部も含め、1日1回爪全体に十分に塗布します。 クレナフィンの対象患者さんについて 下記のような症状の方がいらっしゃいましたらご相談ください。 繰り返す足水虫に悩んでいる方 長年足水虫を患っている方は爪水虫を合併しているケースが非常に多いと言われております。爪への感染を放置していると足水虫の再発に繋がる場合があ……

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アトピー性皮膚炎治療薬「リンヴォック(ウパダシチニブ)」JAK阻害薬

リンヴォックの概要 リンヴォック錠(ウパダシチニブ)は、1日1回服用時間の制限がない、アトピー性皮膚炎治療のための飲み薬です。アッヴィ合同会社が製造販売しており関節リウマチ、関節症性乾癬に続く3つ目の適応症として2021年8月25日に追加承認を取得しました。 アトピー性皮膚炎における炎症をコントロールし、服用開始早期からかゆみや湿疹といった自覚症状の改善が期待できます。   リンヴォックの特徴 リンヴォックはオルミエントと同様、JAK阻害薬と呼ばれるアトピー性皮膚炎の治療薬です。 アトピー性皮膚炎には、IL-4(インターロイキン4)、IL-13、IL-31など多くの*サイトカインが関与しています。 *サイトカイン:細胞から細胞へ情報を伝達する物質で、本来は体を正常に機能させるために必要なタンパク質です。なんらかの原因で過剰に増えてしまうと、炎症やアレルギー症状などを引き起こします。 リンヴォックは、JAK(ジャック)阻害薬と呼ばれる飲み薬で、炎症の信号を伝える経路のひとつである「JAK-STAT(ジャック・スタット)経路」をブロックする……

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乾癬治療薬「ドボベット」

ドボベットとは? ドボベットはステロイドのベタメタゾンジプロピオン酸エステル(リンデロン-DP)とビタミンD3のカルシポトリオール(ドボネックス)が混合された合剤で、尋常性乾癬に保険適用があります。 前述の通り、この薬は患者さまが外用薬を塗布する手間を軽減する目的に開発されており、1日1回の外用で高い治療効果が得られ、急性期の症状から慢性期まで幅広く使用可能です。 ただ顔面の皮疹には使えないため、顔に皮疹がある患者さまには顔にも使える他の外用薬を併用していただく必要があります。 名称の由来は、ビタミン(VitaminD)のDとV、またベタメタゾン(betamethasone)のbetをかけ合わせてドボベット(Dovobet)と命名されました。 ドボベットの副作用 ドボベットを使用する際には、ステロイドとビタミンD3の両方の副作用があらわれる可能性があり、注意が必要です。 ビタミンD3の重篤な副作用(腎不全や高Ca血症)を防ぐために、使用できる量には上限が定められています。ドボベットの場合、1週間に使用できるのは合計で90gまでです(ただ実際のところ、上限量を超える……

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乾癬治療薬「マーデュオックス」

マーデュオックス マーデュオックスもドボベットと同様に、ステロイドとビタミンD3を混合した外用薬です。 薬の強さという点ではドボベットと大きな差はありませんが、それぞれ違う薬が配合されています。 具体的にはステロイドにはベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステル(アンテベート)、ビタミンD3にはマキサカルシトール(オキサロール)が用いられています。 尋常性乾癬でお困りの患者さまにとっては「どちらの方がより高い効果があるのか」が気になるところだと思います。しかし残念ながら、その答えはまだ分かっていません。現時点では、患者さまごとの問題に応じて適した薬剤を選択しています。 こちらも1日1回の外用で効果が得られるため、患者さまの外用処置の負担が少ない薬剤です。 マーデュオックス®の副作用︎ 副作用に関しても、ドボベットを使用する場合と同様の注意を必要とします。副作用を防ぐためにマーデュオックス®にも使用上限量が定められており、1日10g、1週間では70gまで使用可能です。 また、まれなケースだとは思いますが、ドボベットとマーデュオックスを併用して使用する……

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湿疹・乾癬治療薬「コムクロシャンプー(クロベタゾール)」

コムクロシャンプー 乾癬の皮疹が頭皮にある場合、フケが増えやすくなることがあり、患者さまが困りがちな症状の一つです。 頭皮の乾癬に対する従来の治療方法としてはステロイド含有ローションやクリーム、活性型ビタミンD3含有ローションなどがあり、現在も使用されています。しかしべたつきによる不快感や外用の手間などが問題となり、治療を継続しにくいという患者さまも少なからずいらっしゃると思います。 そんな患者さまには、2017年に発売されたコムクロシャンプー0.05%(マルホ株式会社)による治療がおすすめです。コムクロシャンプーはクロベタゾールプロピオン酸エステルという最も強いランクのステロイドを含んだシャンプーで、髪を洗う15分前に薬を塗り、15分後に洗い流すことで治療になるという画期的な薬剤です。 頭部に感染症・皮膚潰瘍がある場合や、コムクロシャンプーに対してアレルギー歴がある方には使用いただけませんが、その他の頭部尋常性乾癬や頭部湿疹・皮膚炎でお困りの方には使用いただくことが可能です。 また妊娠の可能性がある女性や妊婦の患者さまは治療の有益性が危険性を上回ると判断……

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乾癬治療薬(外用薬)

乾癬治療に用いられる外用薬⑴:ステロイドとビタミンD3 尋常性乾癬(以下、乾癬)には様々な治療方法がありますが、その基本は外用療法(塗り薬での治療)です。そして、乾癬治療に使われる外用薬としてはステロイドとビタミンD3の2種類が中心になります。 まずステロイドには皮膚の炎症をおさえて赤みを改善する効果があり、効き目が早いのが主な特徴です。乾癬の症状が増悪した時に集中的に用いることで、症状を一気に抑えることができます。症状が落ち着いてきたら弱めのステロイドやビタミンD3製剤での治療に切り替えたり、薬を塗る量を減らしたりして、皮膚を安定した状態にコントロールしていきます。ステロイドは漫然と塗り続けていると、皮膚の萎縮・毛細血管の拡張・ニキビ・易感染性などの副作用があらわれることがあるので注意が必要です。 次にビタミンD3は、乾癬による皮膚の異常角化を抑える働きがあります。尋常性乾癬では皮膚の角化スピードが通常の10倍になると言われており、ビタミンD3はこの異常な角化を抑えることで、皮膚を正常な状態に導いてくれます。簡単な理解としては、乾癬による皮膚の盛り上がりやフケを減らす作……

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保湿剤「ヒルドイド(ヘパリン類似物質)」

ヒルドイドとヘパリン類似物質 世の中には数多くの保湿剤があり、市販品から処方薬まで多種多様です。処方薬の保湿剤の中では、ヒルドイド(製造販売:マルホ株式会社)が代表的なものの1つです。 保湿剤は皮膚に水分を与えたり、皮膚の水分が逃げないようにする作用をもち、皮膚を乾燥やその他のトラブルから守ってくれる効果があります。 ヒルドイドに含まれる有効成分はヘパリン類似物質といい、肝臓で作られるヘパリンという物質に似た構造を持っています。ヘパリン類似物質は水分子を引き寄せて保持する能力があり、さらに皮膚に浸透することで保湿力を発揮します。そのためヘパリン類似物質は、ヒルドイドをはじめとして多くの保湿剤に使用されています。 ヒルドイドの剤型紹介 ヒルドイドには4種類の剤型(軟膏・クリーム・ローション・フォーム)があります。剤型が違っても効果に大きな差はありませんが、べたつきや伸ばしやすさが異なります。使い心地の好み・使用する部位・季節などによっても使い分けることができるため、とても便利です。 保湿剤によるスキンケアは年間を通じて継続することが大切であるため、患者さまご自身が……

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乾癬治療薬「コセンティクス(セクキヌマブ)」生物学的製剤

コセンティクス(セクキヌマブ)とは コセンティクスは「IL-17A」の働きを抑える生物学的製剤として2015年に国内で初めて承認されたお薬です。主に尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬の治療に用いられます。 IL-17Aとは? IL-17Aは乾癬の免疫反応に深く関係する炎症性サイトカインのひとつです。 前述のようにIL-17は乾癬の皮膚症状が起きる最終段階で皮膚症状の形成に深く関与しています。そのため、IL-17の働きを抑えることは乾癬の症状が出るのを最終段階で抑える効果があります。したがって、免疫反応を幅広く抑えてしまうことを避けられるので大きな副作用が少ないばかりか、治療効果が高く、効果が比較的早く出ると言われています。 コセンティクスの特長 コセンティクスは治療効果が高く、比較的早い段階で効果が出やすいのが特長です。 コセンティクスを使用できる方とは コセンティクスは使用できる方とできない方がいます。そのため、コセンティクスを開始する際は事前に確認をさせていただきます。 コセンティクスを使用できる方 尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬の患者様のうち、以下……

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乾癬治療薬「トレムフィア(グセルクマブ)」生物学的製剤

トレムフィア(グセルクマブ)とは トレムフィアは生物学的製剤のひとつで、IL(インターロイキン)-23p19という物質の働きを抑えるお薬として2018年に発売されました。主に尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症と、掌蹠膿疱症の治療に用いられます。 IL-23p19とは IL-23p19はIL-17と同様、「炎症性サイトカイン」のひとつです。IL-23p19は免疫反応で働く樹状細胞から産生されます。 乾癬では免疫システムが異常を起こしているため、樹状細胞がIL-23を過剰に産生します。IL-23はリンパ球を刺激して乾癬の皮膚や関節の症状を引き起こすIL-17を多く産生させます。つまり、乾癬の発症においてIL-23はIL-17の上流で働いています。 IL-23にはIL-23p40とIL-23p19があります。トレムフィアが発売されるまではIL-23の働きを抑えるお薬としてIL-23p40の働きを抑えるお薬(ステラーラ)がありました。しかし、IL-23p40はIL-12にも関与して免疫細胞であるT細胞の分化まで抑えてしまいます。それによって正常な免疫の働きまで……

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アトピー性皮膚炎治療薬「オルミエント(バリシチニブ)」JAK阻害薬

  オルミエント(バリシチニブ)の効果について オルミエント錠(バリシチニブ)は、1日1回、1錠を服用していただく、アトピー性皮膚炎治療のための飲み薬です。 アトピー性皮膚炎における炎症をコントロールし、服用開始早期からかゆみや湿疹といった自覚症状の改善が期待できます。 オルミエントの特徴 オルミエントはこれまでの飲み薬とは異なる作用を持つアトピー性皮膚炎の治療薬です。 アトピー性皮膚炎には、IL-4(インターロイキン4)、IL-13、IL-31など多くの*サイトカインが関与しています。 *サイトカイン:細胞から細胞へ情報を伝達する物質で、本来は体を正常に機能させるために必要なタンパク質です。なんらかの原因で過剰に増えてしまうと、炎症やアレルギー症状などを引き起こします。 オルミエントは、JAK(ジャック)阻害薬と呼ばれる飲み薬で、炎症の信号を伝える経路のひとつである「JAK-STAT(ジャック・スタット)経路」をブロックすることで、サイトカインが受容体にくっついても炎症やかゆみを引き起こす信……

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じんましん治療薬「ゾレア(オマリズマブ)」生物学的製剤

  じんましんのゾレア(オマリズマブ)導入 蕁麻疹(じんましん)について 蕁麻疹(じんましん)が起きる原因はいくつもあります。青魚(サバやアジ)、甲殻類(エビやカニ)、豚肉、そばなどを食べることによって起こる食物アレルギーが有名ですが、この外にも、ある種の薬物を服用したとき、細菌やウイルスの感染症、日光や機械的刺激に過敏に反応したときなど多岐の要因によって起こることがあるのです。 ゾレアとは 蕁麻疹(じんましん)の原因を特定する際には、皮内テストやプリックテスト、薬剤検査、機械的刺激に対する反応など、症状を見極めながら検査を行います。しかし、色々な検査を行ったにもかかわらず、原因の特定に至らないことが大部分を占めます。 製薬会社のノバルティスファーマが製造販売している「ゾレア」は、このような検査によっても原因が特定できず、既存の治療によって十分な効果が得られなかった患者さまに対して使用するお薬です。 具体的には、特発性の慢性蕁麻疹(じんましん)の原因の一つと考えられるIgEを抑えます。これに……

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舌下免疫療法「シダキュア」スギ花粉症

シダキュアとは? シダキュアは、スギ花粉を原料とするエキスを含んだ錠剤で、エキスの含有量が異なる2種類があります。 投与する期間に応じて飲み分け、徐々にエキスの含有量が多いものに切り替えていくことで体をアレルゲン(スギ花粉)に慣らしていきます。 シダキュアを用いた舌下免疫療法について 当院ではシダキュア(スギ花粉を原料とするエキスを含んだ錠剤)を用いた舌下免疫療法(アレルゲン免疫療法)を行っております。 舌下免疫療法(アレルゲン免疫療法)とは、スギ花粉症やダニアレルギー性鼻炎の患者さんに用いられる治療法です。アレルゲン免疫療法は減感作療法とも呼ばれており、100年以上も前から確立されている治療法でもあります。 その方法はアレルギーの原因となる物質、アレルゲンを少量から徐々に投与し、時間をかけてその量を増やしていく事で、体をアレルゲンに慣らし、アレルゲンを免疫機能が外敵と間違わないように認識を正すことでアレルギーの発症を抑えます。 舌下免疫療法は、通院の回数が少なく、注射による痛みが無いことや、副作用の発症率が低いこと……

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単純ヘルペス治療薬「ファムビル(ファムシクロビル)」PIT

単純ヘルペスとは 単純ヘルペスの症状 単純ヘルペスウイルスに感染すると、皮膚や粘膜などにブツブツや水ぶくれが出来ます。体の至るところに感染するのですが、特に口腔内、口唇、眼の角膜、性器、手指などに見られます。初めて感染したときは、このウイルスに対する免疫が出来ていないため、重い全身症状を伴うこともあります。   単純ヘルペスウイルスは一度感染すると神経に潜伏し、そのウイルスを追い出す薬は現在のところありません。そのため、口唇ヘルペスや性器ヘルペスの治療によって症状が一旦治まったとしても、免疫力が低下したとき、ストレスが溜まったときなどに再び発症することがあります。 ブツブツや水ぶくれが出来る前に口唇や性器の周りなどで感じるピリピリ、ムズムズといった違和感はウイルスが再び活動を始めているサインです(初期症状) 単純疱疹は皮膚症状や違和感、痛みなどの不快感に加え、いつ発症するのかが不安といった点でも患者さまのQOL(生活の質)の低下を招く疾患です。 治療について 単純疱疹の治療には、ウイルスの増殖を抑える抗ヘルペスウイルス薬の飲……

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多汗症治療薬「エクロック®ゲル5%(オンライン診療対応・初診可)」

  「エクロック®ゲル5%」について エクロックゲル5%は2020年9月に承認された、保険で処方できる日本初の原発性腋窩多汗症(わき汗)の治療に対する外用薬(塗り薬)です。 原発性腋窩多汗症の治療は、塗り薬として塩化アルミニウムローションや、ボトックス注射などの選択肢もありましたが、塩化アルミニウムローションは保険で処方する事ができない事や、ボトックス注射は治療費が比較的高額である事、注射による痛みなどの問題点がありました。その他、手術治療やプロ・バンサインの内服療法等がありますが、患者さんへの負担や、全身性の副作用が発症する可能性もあり、新たな治療法が生まれる事を期待されていました。 エクロックゲル5%は1日1回、わきに外用を続けるだけで、汗の量の改善が期待でき、なおかつ副作用も重大なものがない事から、多汗症でお悩みの方にとって、新たな選択になり得ると考え、当院での導入を決めました。 使い方 ボトルからキャップを外した後、アプリケーターを外します。 ポンプを押して、アプリケータ……

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アトピー性皮膚炎治療薬「デュピクセント(デュピルマブ)」生物学的製剤

「デュピクセント」(デュピルマブ)の効果について アトピー性皮膚炎の皮疹やかゆみの原因をブロックする注射薬です。 今までの治療で十分な効果が得られなかった中等症以上のアトピー性皮膚炎の患者さんに対して、高い改善効果と安全性を示しており、これまでにない優れたアトピー性皮膚炎治療薬であると考えられます。生物学的製剤の特徴として、薬剤費が高く高額な患者負担となりますが、様々な助成制度が用意されています。 » デュピクセントを使用される患者さんへ 適応患者さんについて ステロイド外用剤・プロトピック軟膏などの抗炎症外用剤を一定期間投与しても十分な効果が得られない15歳以上のアトピー性皮膚炎の方 ※デュピクセントを投与開始後も、原則として外用剤は継続して頂きます。 ※デュピクセントはいわゆる「脱ステロイド」のための薬剤ではありません。 » デュピルマブ(デュピクセント)の使用にあたって(最適使用推進ガイドライン) 当院での導入方法 初回導入の方 デュピクセントに関してはアトピー専用フォー……

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アトピー性皮膚炎治療薬「コレクチム(デルゴシチニブ)」JAK阻害薬

  「コレクチム」について コレクチムは、日本で開発されたアトピー性皮膚炎に対して効果を発揮することが期待される、世界初の非ステロイド性・外用JAK阻害薬です。新たな有効成分含有のアトピー性皮膚炎の外用薬としては、1999年に発売されたプロトピック軟膏以来の新薬となります。 細胞内の免疫活性化シグナル伝達に重要な役割を果たすヤヌスキナーゼ(JAK)の働きを阻害し、免疫反応の過剰な活性化を抑制することで、抗炎症作用及び抗そう痒作用によるアトピー性皮膚炎の皮疹に対する改善作用を示しており、52週間反復塗布した長期の安全性も確認されています。 また、ステロイドの維持期に置き換えて使えることで、ステロイドの使用を減らせる可能性があると考えられ、外用薬のため、全身性の作用がなく、副作用の軽減も期待できると考えられています。 アトピー性皮膚炎の治療の新しい選択肢 アトピー性皮膚炎の治療目標は、症状が認められない、あるいは症状があっても軽微であり、かつ日常生活に支障がない状態への導入およびその長期維持です。 このことから、既存のステロイド外用薬……

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処置

イボ治療薬「モノクロロ酢酸」

モノクロロ酢酸 凍結凝固療法の他にも、イボを壊死させて除去する方法があります。その一つが、モノクロロ酢酸を用いる方法です。 モノクロロ酢酸とは強い酸性を持つ化学物質で、モノクロロ酢酸溶液をイボに塗ることでイボの組織を腐食・壊死させ、取り除くことができます。 日本皮膚科学会が発表している尋常性疣贅診療ガイドラインでも治療選択肢の1つとして記載されています。 実際の治療方法 まず、イボがぶ厚い場合は、カミソリやメスを用いて表面をある程度削ります(厚すぎる部分を少しだけ取り除くイメージです。削りすぎると傷になり、酸を塗ったときに痛むことがあります)。次にイボに対し、爪楊枝などを用いてモノクロロ酢酸を塗ります。尖っている先端でイボに少し刺すように塗るのがコツといわれていますが、イボが大きい場合は爪楊枝の頭側を使って塗ることもあります。ちなみに綿棒や綿球だとモノクロロ酢酸を吸い取ってしまい効果が落ちるため、使用しません。酸を塗ったら乾かします。うちわなどであおいでも大丈夫です。乾いたら院内での処置は終了です。靴下と靴を履いてご帰宅いただけます。 ただ、モノクロロ酢酸が正常……

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赤色LED治療「N-LED」アデランス

赤色LED治療の概要 赤色LED治療とは? 赤色LEDを頭皮に照射して発育を促す治療法です。「男性型および女性型脱毛症ガイドライン2017年版」によれば、男性型および女性型脱毛症に対する推奨度は『B(行うよう勧める)』と認められています。エビデンスに基づいた治療(EBM)と考え、当院での取り扱いを開始しました。 赤色LEDは毛母細胞の先端にある毛乳頭に達するほど深く届く光で、これにより毛乳頭細胞が刺激され、毛の発育に必要な細胞増殖因子(FGF-7, IGF-1, VEGF, HGF)や神経伝達物質、栄養が毛母細胞に届きます。この結果、毛母細胞が活性化して抜け毛の抑制や新しい毛の発毛を促す働きが確認されています。 赤色LED治療のメカニズム 当初、臨床ベースで有効性が確認されているものの基礎的なメカニズムが解明できなかったためにマウスによる実験が行われました。ナローバンドLEDを用いて2~3日おきに週3回赤色LEDを照射したグループは、照射しないグループに比べて、2週間目ほどから毛が生えて黒くなっていることが確認されました。さらに、培養ヒト毛乳頭細胞に赤色LEDを照射し、R……

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イボ治療法「液体窒素スプレー」

液体窒素スプレーによるいぼ治療 いぼの治療方法として液体窒素を用いる冷凍凝固療法というものがあります。液体窒素を使うといぼが凍結され、いぼを引き起こしているできものを低温で壊死させるというやり方です。治療後は患部がだんだんとできものからかさぶたへと変化し、自然に剥離します。 綿棒を液体窒素にひたして患部に当てる方法もありますが、痛みを伴うため、霧状に噴射して患部に当てるスプレー形式のものが活用されています。治療は平均的に、1~2週間ごとに一度の頻度で行います。 保険適用の治療のため、日本皮膚科学会の治療ガイドラインで推奨度Aに指定されています。 液体窒素スプレーによる治療方法 冷凍凝固法によるいぼ治療は主に、マイナス196度ほどの液体窒素を患部の細胞に当てて凍結し、できものやウイルスを壊死させることで治療する方法を指します。冷凍凝固法に用いるのが液体窒素スプレーです。冷凍と解答を数回繰り返すことでダメージを与え、できものを壊していきます。 ウイルス性いぼ、老人性いぼ(脂漏性角化症)などに効果が認められています。治療後に茶色がかった色素沈着が生じるケースが……

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湿潤療法「ハイドロコロイド製剤」

ハイドロコロイド製剤とは 薬局で市販されている「キズパワーパッド」や「ハイドロコロイドパッド」。これらは「ハイドロコロイド製剤(創傷被覆材)」と言い、傷口の上に貼って使います。 ハイドロコロイド製剤は従来のばんこうこうよりも高価に感じられるかもしれませんが使用の目的、効果も異なります。 一般的なばんそうこうは、傷口を物理的な衝撃や摩擦から保護したり、包帯がずれないよう固定したりする目的で使われるもので、水分や血液を吸収できる消毒ガーゼがついているタイプもあります。一方、ハイドロコロイド製剤は、創傷面(傷口)から染み出してくる体液を閉じ込めて傷の自己治癒を早くする目的がある衛生材です。当院ではデュオアクティブCGF、デュオアクティブET、プラスモイストなどを採用しています。 なぜ体液を閉じ込めるかというと、体が本来もっている自己治癒力は、乾燥している環境よりも少し湿っている環境でもっとも働くようにできているからです。このような治療法は「湿潤療法」と呼ばれ、近年はモイストヒーリング、うるおい療法という名前でも知られてきています。 湿潤療法とは 湿潤療法とは、「傷口は……

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巻き爪治療「マチワイヤ・巻き爪マイスター」

巻き爪矯正治療について 当院では、テーピングをし、爪を伸ばして化膿しないような状態にして頂いても痛みがあった場合の矯正法として、マチワイヤや巻き爪マイスターの施術を行っております。 治療法については、実際の患者さまの症状やご希望により決定いたしますので、お気軽にご相談ください。 マチワイヤ 巻き爪マイスター 器具の装着 について 器具を装着するために爪に穴をあける必要がある 器具の装着に穴を開ける必要が無く装着が用意 装着後 について 爪が伸びると、再度穴を空けて付けなおす必要がある 装着後、つけっぱなしでよい 価格 について 材料費が巻き爪マイスターよりも安価 材料費がマチワイヤよりも高価 爪の変化 について 爪の両端に力がかかるので、爪の真ん中が凹む場合がある 爪に均等に力がかかるため、綺麗な爪の形になる テーピング の有無 テーピングの必要無し 器具が外れないようにテーピングをする必要がある マチワイヤ 巻き爪マイスター ……

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ニキビ治療法「ケミカルピーリング(サリチル酸マクロゴール)」

ケミカルピーリングとは 皮膚に酸を塗ることで皮膚の角質層~表皮上層部を剥がれやすくし、蓄積された古い角質層を除去することで新陳代謝が促進されて、きめ細かなハリのある皮膚を取り戻します。 ケミカルピーリングは、ニキビやシミなどを治療するだけではなく、皮膚を活性化させ、うるおいに満ちた肌が期待できます。 当院のケミカルピーリング 1. 皮膚科専門医のもと実施するので安心 お肌の状態を総合的に判断して施術するため肌トラブルを最大限回避できます。 また、新しいタイプの薬剤であるサリチル酸マクロゴールという医院限定の薬剤を採用しています。酸を角質層のみに反応させる事で、副作用が少なく従来のピーリング剤と比べて赤くなりにくく、高い効果が見込めます。 2. 通常の診察室ではなく別室のピーリングルームで施術 ピーリング施術の患者さまは、受付後すぐに個室にお通ししますので、ほかの患者さんと顔を合わせることがありません。お化粧をしないで来院される患者さまもいらっしゃいます。 ……

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検査

新型コロナ抗体検査「SARS-CoV-2 IgG II Quant(アボット社)」

新型コロナワクチンの接種が進み、感染者数が減少してきました。大変喜ばしいことです。ひとつ気がかりなのはワクチン接種から時間の経過とともに抗体価が減少することです。対策として厚生労働省は3回目の追加(ブースター)接種の計画を発表しています。 当院では抗体価検査を導入し、ご希望の方の抗体量を測定することで適切な感染予防のお手伝いができればと考えています。自分の抗体量がどのくらい残っているか気になる方、検査は予約なしで実施できます。ご希望の場合は受付までお声がけください。 抗体とは? 感染症にかかると原因となる病原体(ウイルスや細菌など)に対する免疫ができます。免疫により人は外敵から体を守っており、その感染症にかかりにくくなったり、かかっても症状が軽く済んだりします。 ワクチンを接種すると、新型コロナウイルスの表面のスパイクタンパク質に対する抗体を誘導します。この中和抗体によりウイルスがヒトの細胞へ結合(感染)するのを阻害します。抗体は数種類(IgM・IgG・IgA等)存在しますが、その中でも“IgG抗体”は比較的、長期間に渡り体を防御する役割を担います。IgG抗体の値はワクチン……

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アレルギー検査・血液検査

「view39」について 「view39」とはアレルギー症状を起こしやすい39種類のアレルゲンを1度の採血で検査することができる血液検査のセットです(保険適応)。 今までの36項目に加え、さらに3つの項目を測定できます。 たくさんの種類のアレルギー検査をすることで自分でも思ってもみなかったアレルギーの原因が見つかるかも知れません。 具体的な39の検査項目は下記の通りです。 食物 卵白、オボムコイド、ミルク、小麦、ピーナッツ、大豆、ソバ、ゴマ、米、エビ、カニ、キウイ、リンゴ、バナナ、マグロ、サケ、サバ、牛肉、鶏肉、豚肉 花粉・アレルゲン スギ、ヒノキ、ハンノキ、シラカンバ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ、オオアワガエリ 環境アレルゲン ヤケヒョウヒダニ、ハウスダスト、ネコ皮屑、イヌ皮屑、ガ、ゴキブリ その他アレルゲン アルテルナリア(ススカビ)、アスペルギルス(コウジカビ)、カンジダ、マラセチア属、ラテックス ……

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