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患部の腫脹が軽度で痛みも緩和な場合の関節痛や筋肉痛に使用される漢方です。
痛みを取る生薬や水分代謝の異常を調節する生薬などで構成されています。
麻黄、杏仁、薏苡仁、甘草の４種の生薬で構成されており、各生薬から一文字ずつ取って処方名としています。
出典は中国の医学書である、金匱要略（きんきようりゃく）です。
当院では、初診からオンライン診療にて漢方薬の処方を行っております。通院なしで薬剤をお送りすることが可能です（送料無料）。アプリのインストールは不要で、システム利用料も徴収しておりません。よろしければご利用ください。
麻杏薏甘湯は以下の生薬が含まれます。
麻杏薏甘湯の効能効果は関節や神経、筋肉の痛みに使われる漢方薬です。比較的体力がある人が、関節や筋肉が少し腫れて、軽い痛みがあるときに効果があります。
成人の場合、1日合計7.5gを2～3回に分割して食前もしくは食間に、水またはぬるま湯と一緒に内服します。なお用量は年齢・体重・症状により適宜増減します。また万が一飲み忘れてしまった場合は気がついた時点で内服して下さい。ただし次に飲む時間が近い場合は1回飛ばして次の分から再開しましょう。
重大な副作用として偽アルドステロン症、ミオパチーが報告されています。その他、自律神経系（不眠、発汗過多、頻脈、動悸、全身脱力感、精神興奮等）、消化器（食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、下痢等）、泌尿器（排尿障害等）が報告されています。服用していつもと体調が違うようでしたら服用を中止し、医師へ相談してください。使用経験が少ないため、小児に対する安全性は確立していないと添付文書では記載されています。用量については医師の指示に従ってください。
医療用とされている麻杏薏甘湯としては「ツムラ麻杏薏甘湯エキス顆粒(医療用)」が有名です。1日薬価は65.25円で1包（2.5g）あたり21.75円です。1日3包で30日分処方された場合、3割負担の患者さまでは587.25円の薬剤費となります。（薬剤費のみの計算です）
詳しくはこちらを参照ください。
症状に気づいた場合は、使用をやめ、処方元の医師や薬剤師にご相談ください。
軽度の腫脹、痛みも緩和な場合の筋肉痛、関節痛、神経痛です。
第二類医薬品として販売されています。ただし安全性を高めるために、一般用医薬品では用法用量を調節していることがあります。詳しくは各販売店舗にお問い合わせください。
漢方薬には多くの種類があり、国内で医療用として承認されたものは148処方あります。詳細はこちらのページをご覧ください。
