医師の募集要項
募集職種 | 医師 |
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雇用形態 | 非常勤 |
勤務時間 | (月火木金)15:30~18:30 週1以上 |
資格 | 皮膚科・女性医師 (女性の患者さまが多いため) |
待遇 | 時給\12,000~ ※当ページよりお申し込みの場合 交通費支給(上限あり) 白衣貸与 |
選考 | 面接を実施しています。 |
応募 | 下記フォームよりエントリー |
その他 | 皮膚科専門医の認定においては 二ヶ所までの研修が望ましい とされています。更新が必要な方は 個別にご相談ください。 |
子育てをしている女性医師、応援します!いっしょに働きませんか?
私が開業したきっかけ
当院は2017年にオープンいたしました。医師として働くのは好きでしたが、開業という選択肢はあまり考えていませんでした。では「なぜ開業したのか?」
きっかけは皮膚科専門医のルール変更でした。新ルール下で皮膚科専門医資格を維持するには、医局に残るか・常勤勤務(開業も含む)のいずれかを選ぶ必要があります。
- 苦労して取った専門医資格を維持したい
- 子育てを大事にしたい
このような思いを抱いていましたが自分のキャリアを決めきれず、医局に在籍したまま出産・育児が始まりました。何もかもが初めての目まぐるしい毎日で、この状況で忙しい病院に戻り仕事と子育てを両立させようとしても、周りに迷惑をかけてしまうことは容易に想像できました。そして迷った末に自分のペースで働ける開業を選択しました。
開業までのステップ
開業という選択肢が心に芽生えたころ、自宅近くでクリニックの居抜き物件を目にしました。元々あったクリニックは繁盛して移転されたそうで縁起がいいですし、診療科は違いましたがそれほど手直しせずに済むところも条件に合っていました。家族と相談し最小限の資金で始められるならと皮膚科クリニックを開業することにしました。私はいくつかの条件が重なって開業に至りましたが、なかなか開業まではという先生も多いのではないかと思います。
当事者としてママさん女医の苦悩はとてもよく理解できます。私の他にも子育て中の女性医師が在籍しており、相談しながら働きやすい環境を整えていっています。
ご興味をお持ちいただいた方、見学も可能ですので、下記のボタンよりご連絡ください。お待ちしています。
お申込み方法
- 下記のいずれかのボタンからお申込みください。
新しい職場で仕事をするときに恐れていたこと
新しい環境に飛び込むってこわいですよね。かくいう私も何ヶ所かの医療機関でパート勤務の経験がありますので、当時の心境を思い出して恐れていたことを書き出してみました。
といったことが挙げられます。
勤務時間の調整
一番気になるのは勤務時間の調整ではないでしょうか?
- 時間通りに退勤できるのか
- 短時間でも勤務できるのか
- 子どもが体調を崩したらどうすればよいか
子どものお迎えの時間が決まっており、延長できないなどの事情もあると思います。当院では非常勤医師の診療時には、院長の私か他の非常勤の先生と一緒に診療していただくようにしています。また勤務時間は午前午後と分けるのではなく、勤務可能な時間帯で調整するようにしており、なるべく時間通りに退勤できる体制を取っています。
ブランクがあること
私は現場を離れることでブランクができることを心配していました。実際に産休・育休中に発売された治療薬は、詳しく知らないため復帰後もしばらく使えませんでした。
近年皮膚科は新薬ブームに湧いており、次々と新しい薬が発売されています。当院では新薬の導入を積極的に行っていますので、実臨床で治療の感触をつかむことができます。
新しい治療法を身に着けたいという前向きなお気持ちにはできる限りお応えしたいと考えており、当院では次のような対策を取っております。
対策1~治療導入までのステップを用意~
いきなり実践ではなく徐々に慣れていけるような体制にしています。
- ステップ1:医師視点の治療ノウハウ(薬剤選択や導入に関する情報)をご提供
- ステップ2:導入済みの患者さまを継続治療し感触をつかむ
- ステップ3:患者さまに新規導入する
医師同士で密に情報交換をして、チームとして医学知識の向上に磨きをかけています。
対策2~情報収集のサポート~
新しい取り組みとして薬剤のオンライン説明会を開催しています。
通常、薬剤の説明会はお昼休みに行っていますが、時間的に立ち会えず資料のみご提供というケースが多くありました。
個人的には資料を読むよりも説明してもらった方が頭に入ります。また、気になったことをその場で質問できるというメリットがあります。
そこでご自宅からオンラインで説明会に参加できるように取り組んでいます。
アトピー性皮膚炎全身療法など、テーマを決めて時間を調整し、各社から臨床試験の成績やDIなど次々に説明を受けます。
集中して”イッキ見”することで自然と薬剤間の比較ができますし、質疑応答で疑問を解消できます。先生方からは効率よく情報をアップデートできると好評でした。
内容はアーカイブ動画として保管しており後から見返すこともできます。
今後もご希望に応じて継続していく予定です。医学知識を維持するためにも現場での診療継続をおすすめします。
電子カルテの操作について
ITが苦手な私にとって怖かったことの一つが電子カルテの操作でした。病院ごとに異なっており、使い方を覚えるまでに右往左往しました。当院ではクラーク制を導入しており、医師の電子カルテの操作を最小限に抑えています。病名や処方などカルテに記載すべき内容をクラークに伝えればスタッフが入力します。
元々は医師が患者さまとしっかり話ができるように始めたのですが、カルテの使い方を覚える前に診療ができる、と非常勤勤務の先生方に好評です。
処置や採血など
採血は看護師が行う病院が多いと思います。当院スタート時は看護師が不在だったため、いちばん怖かったのは採血でした。家族で練習し勘を取り戻してどうにかこなしました。今では複数の看護師が常時在籍していますので、処置や採血などは看護師が行います。ご安心ください。
人間関係について
新しい組織に入るときには人間関係が気になると思います。当院では仕組み化することで摩擦の起こりにくい体制を構築しています。看護師・医療事務と業務分担し、医師は診断・治療方針の決定に集中していただきます。それぞれのスタッフが自分の持ち場に責任を持つことで、全体の調和をはかりながら各々の業務に邁進することができます。さながら心地よい旋律を奏でるオーケストラのようです。
スタッフの年代は20代~50代と幅広く、子育てを終えていたり真っ最中だったりといろいろなステージの方がいます。子どものお古の洋服のやり取りや、受験の相談などプライベートなことも気軽に相談し合えるコミュニティになっています。
子育て中のママさんに対する思い
子育ては大変ですが、子供にとっても親にとっても大切な一大事業です。私は重要な役割を担うことが多い子育て中のママさんを応援したいと考えています。子どものことは予測がつかないため、本当は働きたいのに躊躇している医師の方も多いのではないかと思います。そこで当院では不安の元をなくし、できるだけ働きやすい環境を提供したいと考えています。
また、医療を受ける側の子育て中のママさんの力にもなりたいと考えています。
子どもを医療機関に連れていく大変さはよくわかります。現在ではコロナ禍で解禁されたオンライン診療を選択できるようになりました。当院では初診からのオンライン診療に対応しており、非常に多くのママさんからお子さまの症状の相談をいただいています。外来診療に加えオンライン診療も活用しながら、皮膚科医療に貢献していきたいと考えています。
我々の思いに賛同いただける女性医師の方、当院で一緒に働きませんか?
ぜひご応募ください!
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