食物アレルギーとは
読み/英語 | しょくもつあれるぎー / food allergy |
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詳細 | 原因となる食物を口に入れたことで、痒くなったり蕁麻疹が出たり、呼吸が苦しくなったりする症状が出現することがあります。 食物アレルギーは1歳未満の乳児で最も多く発症します。その理由としては、免疫機能や胃腸の機能が未成熟な乳幼児期に、食物中の成分が十分に消化できないまま体に吸収されることでアレルギー反応が起こりやすくなるためと考えられています。食物アレルギーによる症状は蕁麻疹や発疹の皮膚粘膜症状が最も現れやすく、次に嘔吐や下痢などの消化器症状、くしゃみや鼻水などの上気道症状、呼吸困難などの下気道症状、全身性反応であるアナフィラキシー反応という順になっています。 乳幼児期に発症した食物アレルギーは、免疫機能や消化吸収機能が発達していく成長とともに自然に治ることが多いのに対し、学童期以降に発症するアレルギーは治り難い傾向です。 |