ジアノッティ・クロスティ症候群

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ジアノッティ・クロスティ症候群とは

 
読み/英語 じあのってぃくろすてぃしょうこうぐん / gianotti crosti syndrome
詳細

顔面や四肢末端などに3~4mmの丘疹を生じるウイルス感染症です。
EBウイルスなどの初感染によって生じます。かゆみを伴う発疹が下肢から出現し、徐々に広がって顔面まで拡大しますが、2週間~1か月程度で治ります。まれにB型肝炎ウイルスによるものがあるので注意が必要です。
B型肝炎による発症は「ジアノッティ病」と呼ばれ、ジアノッティ・クロスティ症候群とは区別しています。ジアノッティ病の場合、皮膚症状の他に、肝臓の腫れといった急性肝炎に関連した症状が出現します。

記事制作者

小西真絢(巣鴨千石皮ふ科)

「巣鴨千石皮ふ科」院長。日本皮膚科学会認定専門医。2017年、生まれ育った千石にて 「巣鴨千石皮ふ科」 を開院。
2児の母でもあり、「お肌のトラブルは何でも相談できるホームドクター」を目指しています。

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