桔梗湯とは
のどの炎症が強く、腫れて痛むような場合に使われるような漢方薬です。2種類の生薬から成り、その主薬である桔梗の名を取って処方名としています。炎症を取り除く生薬や排膿・去痰・鎮咳の作用がある生薬で構成されています。
出典は中国・後漢時代に著された傷寒論(ショウカンロン)、金匱要略(キンキヨウリャク)です。
オンライン診療対応可能
当院では、初診からオンライン診療にて漢方薬の処方を行っております。通院なしで薬剤をお送りすることが可能です(送料無料)。アプリのインストールは不要で、システム利用料も徴収しておりません。よろしければご利用ください。
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桔梗湯の特徴
桔梗湯は以下の生薬が含まれます。
桔梗湯の対象患者さまについて
効能効果は咽喉がはれて痛む次の諸症:扁桃炎、扁桃周囲炎です。
使用目標は以下の通りです。
(使用目標=証)
咽・喉部の炎症で、疼痛、腫脹、発赤がある場合に用いる。
1)軽度の発熱、咳嗽、喀痰、嚥下困難などを伴うことが多い
桔梗湯の使い方
成人の場合、1日合計7.5gを2~3回に分割して食前もしくは食間に、水またはぬるま湯と一緒に内服します。なお用量は年齢・体重・症状により適宜増減します。また万が一飲み忘れてしまった場合は気がついた時点で内服して下さい。ただし次に飲む時間が近い場合は1回飛ばして次の分から再開しましょう。
桔梗湯を服用する上での注意点
重大な副作用として偽アルドステロン症、ミオパチーが報告されています。服用していつもと体調が違うようでしたら服用を中止し、医師へ相談してください。また、使用経験が少ないため、小児に対する安全性は確立していないと添付文書では記載されています。用量については医師の指示に従ってください。
桔梗湯の患者さま負担・薬価について
医療用とされている桔梗湯としては「ツムラ桔梗湯エキス顆粒(医療用)」が有名です。1日薬価は43.50円で1包(2.5g)あたり14.5円です。1日3包で30日分処方された場合、3割負担の患者さまでは391.5円の薬剤費となります。(薬剤費のみの計算です)
よくあるご質問
- 桔梗湯にはどんな副作用がありますか?
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詳しくはこちらを参照ください。
症状に気づいた場合は、使用をやめ、処方元の医師や薬剤師にご相談ください。
- 桔梗湯はどんな効果がありますか?
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咽喉が腫れて痛む扁桃炎や扁桃周囲炎に効果が期待できる漢方薬です。
- 桔梗湯はドラッグストアで売っていますか?
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ツムラから第二類医薬品として販売されています。ただし安全性を高めるために、一般用医薬品では用法用量を調節していることがあります。詳しくは各販売店舗にお問い合わせください。
- ほかにどんな漢方薬がありますか?
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漢方薬には多くの種類があり、国内で医療用として承認されたものは148処方あります。詳細はこちらのページをご覧ください。
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