ヘパリン類似物質

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ヘパリン類似物質とは

 
読み/英語 へぱりんるいじぶっしつ / heparinoid
詳細

ヘパリン類似物質はヒルドイドの成分名(一般名)です。「ヘパリン」とは肝臓で生成される生体内成分で、医療用のヘパリン製剤はおもに牛の肺や豚の腸粘膜などから作成されます。血液凝固を防ぐ作用があるため、医療の現場では血栓(血の塊)ができるのを予防するのに使われたり、人工透析の際に血液が固まるのを防ぐ薬剤として使われたりしています。このヘパリンとよく似た化学構造を持つのが「ヘパリン類似物質」です。
ヘパリン類似物質は保湿剤として知られていますが、もともとは表在性静脈炎や血栓症、瘢痕形成の改善などを効能とする外用血行促進薬でした。皮脂欠乏症の効能が追加され、皮膚科領域で幅広く使用されるようになったのは1990年以降です。

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記事制作者

小西真絢(巣鴨千石皮ふ科)

「巣鴨千石皮ふ科」院長。日本皮膚科学会認定専門医。2017年、生まれ育った千石にて 「巣鴨千石皮ふ科」 を開院。
2児の母でもあり、「お肌のトラブルは何でも相談できるホームドクター」を目指しています。

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