原因不明の蕁麻疹のことを「特発性蕁麻疹」と呼びます。
突然皮膚の一部に赤い盛り上がりが現れては消え、そしてまた現れるといった症状です。発症して６週間以内のものを「急性蕁麻疹」と呼び、それ以上続くものは「慢性蕁麻疹」といいます。「慢性蕁麻疹」では、数ヶ月から数年以上も蕁麻疹が続くこともあります。

風邪をきっかけとして蕁麻疹がでることがありますが、風邪の症状が軽快すれば、蕁麻疹も治ります。蕁麻疹の原因としては他にも、食べ物やストレスが蕁麻疹の悪化と関係するといわれます。しかし、いずれの場合にもはっきりとした原因を特定することは難しいです。

長引く慢性蕁麻疹において、既存の治療が効かない場合は、「ゾレア」という治療法があります。ゾレアによって、慢性蕁麻疹の原因であるIgEが抑えられ、ヒスタミンの産生の抑制やアレルギー症状を抑えることができます。長引く蕁麻疹でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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