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正式な病名は「伝染性膿痂疹」で、主に黄色ブドウ球菌あるいはA群β溶血性連鎖球菌などによる皮膚の感染症です。 保育園や幼稚園などで集団発生しやすく、子ども達の遊びの中で感染していきます。患部を洗い流した後、抗菌薬やステロイド外用薬で治療します。
トビヒには、水疱性膿痂疹と痂皮性膿痂疹の二種類があります。 水疱性膿痂疹は、黄色ブドウ球菌による感染が原因で起こります。虫刺されや汗疹の掻き壊しから始まることが多いので、夏に多く発症します。掻き壊しから、痒みを伴う水ぶくれができ、それが破れた後に、水ぶくれの中身を触った手で体の別の部分を触ることで病変が体中のあちこちに広がります。 痂皮性膿痂疹は、化膿性連鎖球菌の感染で発症します。小さな膿のたまった水ぶくれができ、それが破れた後に厚いかさぶたができます。発熱やリンパ節の腫れ、のどの痛みなどの症状が出ることもあります。 夏の乳幼児の発症が多い水疱性膿痂疹に対して、痂皮性膿痂疹は季節や年齢を問わず発症します。
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小西真絢(巣鴨千石皮ふ科)
「巣鴨千石皮ふ科」院長。日本皮膚科学会認定専門医。2017年、生まれ育った千石にて 「巣鴨千石皮ふ科」 を開院。 2児の母でもあり、「お肌のトラブルは何でも相談できるホームドクター」を目指しています。