ネモリズマブはミチーガの成分名（一般名）です。生物学的製剤の一種で、アトピー性皮膚炎のかゆみと関係が深いIL（インターロイキン）31の働きをブロックする効果があります。そのため、既存の治療では十分な効果が得られないアトピー性皮膚炎にともなうかゆみや結節性痒疹の治療などに用いられます。
ミチーガは自己注射可能な薬剤ですが、痛みが気になる場合はあらかじめ氷などで注射部位を冷やしておくと痛みを感じにくくなります。また、比較的皮下脂肪の多い部位に注射したり、薬液の注入スピードを遅くしたりすると、痛みが少なくなる傾向があります。

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