青年性扁平疣贅

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青年性扁平疣贅とは

 
読み/英語 せいねんせいへんぺいゆうぜい / verruca planae juveniles
詳細

いぼの一種で、青年期に顔面に発症しやすく難治性です。
いぼの原因はヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染です。
HPVは色々な型があり、そのなかでも青年扁平疣贅を引き起こすのは主に3型と10型です。感染当初は気付かないことが多く、いぼを触った手や爪などで周囲の皮膚に触れているうちにウイルスの感染が広がって、どんどんいぼが増えていきます。いぼの大きさは1㎝以内の小さく平たい形で、色はピンク色または肌色です。

青年扁平疣贅は特別な治療をしなくても、年齢とともに自然に治ることがあります。しかし、改善せず、いぼが増えることもあります。治療法には、ハトムギを主成分とした漢方薬のヨクイニンの内服や、液体窒素、またはレーザー治療などの方法があります。

» ヨクイニンの詳細はこちら

記事制作者

小西真絢(巣鴨千石皮ふ科)

「巣鴨千石皮ふ科」院長。日本皮膚科学会認定専門医。2017年、生まれ育った千石にて 「巣鴨千石皮ふ科」 を開院。
2児の母でもあり、「お肌のトラブルは何でも相談できるホームドクター」を目指しています。

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