- 啓脾湯にはどんな副作用がありますか?
-
詳しくはこちらを参照ください。
症状に気づいた場合は、使用をやめ、処方元の医師や薬剤師にご相談ください。
- 啓脾湯はどんな効果がありますか?
-
慢性胃腸炎、下痢、消化不良に効果が期待できる漢方薬です。
- ほかにどんな漢方薬がありますか?
-
漢方薬には多くの種類があり、国内で医療用として承認されたものは148処方あります。詳細はこちらのページをご覧ください。

慢性胃腸炎、下痢、消化不良に使用される漢方薬です。
「啓」とは「開く」という意味であり、「脾」とは脾臓のことではなく漢方では 消化吸収に係る消化管のことを指しています。ここでは消化管に停滞した食物を開通して排出させる働きがあることを啓脾と表現し、処方名 としています。
出典は万病回春(まんびょうかいしゅん)です。
気を補い、胃腸機能を整える生薬や身体の水分バランスを整える生薬などで構成されています。
当院では、初診からオンライン診療にて漢方薬の処方を行っております。通院なしで薬剤をお送りすることが可能です(送料無料)。アプリのインストールは不要で、システム利用料も徴収しておりません。よろしければご利用ください。
啓脾湯は以下の生薬が含まれます。
効能効果はやせて、顔色が悪く、食欲がなく、下痢の傾向があるものの次の諸症です。
使用目標(証)は、比較的体力の低下している人の下痢に用られます。
顔色は 不良で、下痢は裏急後重(しぶり腹)を伴わず、大便の性状は泥状ないしは水様である場合が多いです。
成人の場合、1日合計7.5gを2~3回に分割して食前もしくは食間に、水またはぬるま湯と一緒に内服します。なお用量は年齢・体重・症状により適宜増減します。また万が一飲み忘れてしまった場合は気がついた時点で内服して下さい。ただし次に飲む時間が近い場合は1回飛ばして次の分から再開しましょう。
重大な副作用として偽アルドステロン症、ミオパチーが報告されています。その他の副作用として過敏症(発疹、蕁麻疹等)が報告されています。服用していつもと体調が違うようでしたら服用を中止し、医師へ相談してください。使用経験が少ないため、小児に対する安全性は確立していないと添付文書では記載されています。用量については医師の指示に従ってください。
医療用とされている啓脾湯としては「ツムラ啓脾湯エキス顆粒(医療用)」が有名です。1日薬価は233.25円で1包(2.5g)あたり77.75円です。1日3包で30日分処方された場合、3割負担の患者さまでは2103.75円の薬剤費となります。(薬剤費のみの計算です)
詳しくはこちらを参照ください。
症状に気づいた場合は、使用をやめ、処方元の医師や薬剤師にご相談ください。
慢性胃腸炎、下痢、消化不良に効果が期待できる漢方薬です。
漢方薬には多くの種類があり、国内で医療用として承認されたものは148処方あります。詳細はこちらのページをご覧ください。