皮膚、爪の変色

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皮膚、爪の変色

しゅさ

30歳代から誘因なく顔面が左右対称性に赤くなります。紫外線・ストレス・寒暖の差などで悪化し、経過は数ヶ月から数年続き軽快と再燃を繰りかえす慢性疾患です。男女差はなく原因は不明で遺伝的要因が関与しているといわれています。

静脈瘤

下肢静脈瘤とは、静脈内にある血流を支える弁が壊れ、足の血液が停滞して溜まり、足の静脈血管が浮き出てきて凸凹と目立つようになる症状のことです。放っておくと、足のだるさやむくみ、かゆみや湿疹となり、最終的には出血、潰瘍にまで発展します。予防や悪化を防ぐために弾性ストッキングの着用をお勧めします。

しもやけ

手・足いずれの指にも発症し複数の指にまたがることもあります。ビタミンEの内服や外用にて対処可能ですが、これらが無効な場合には膠原病や閉塞性動脈硬化症などの血管疾患も考慮しなければなりません。

水虫(白癬)

水虫は正式には足白癬と呼ばれ、足に起こる白癬のことです。白癬とは皮膚糸状菌(白癬菌)という真菌(カビ)によって生じる感染症で、多くは家庭内の足拭きマットやスリッパなどの共用によってうつります。角層(皮膚の一番外側)に感染した白癬は、抗真菌作用のある塗り薬をつけていれば治りますが、角層が肥厚している角質増殖型と呼ばれるタイプや白癬菌が爪に寄生している場合には、内服薬を用いることもあります。顕微鏡の検査をして診断します。

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記事制作者

小西真絢(巣鴨千石皮ふ科)

「巣鴨千石皮ふ科」院長。日本皮膚科学会認定専門医。2017年、生まれ育った千石にて 「巣鴨千石皮ふ科」 を開院。
2児の母でもあり、「お肌のトラブルは何でも相談できるホームドクター」を目指しています。