巻き爪治療「マチワイヤ・巻き爪マイスター」

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15:30~18:30 - - -

☆休診日: 水曜、日曜、祝日
予約なしでも受診可能です

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巻き爪矯正治療について

当院では、テーピングをし、爪を伸ばして化膿しないような状態にして頂いても痛みがあった場合の矯正法として、マチワイヤや巻き爪マイスターの施術を行っております。
治療法については、実際の患者さまの症状やご希望により決定いたしますので、お気軽にご相談ください。

マチワイヤ 巻き爪マイスター
器具の装着
について
器具を装着するために爪に穴をあける必要がある 器具の装着に穴を開ける必要が無く装着が用意
装着後
について
爪が伸びると、再度穴を空けて付けなおす必要がある 装着後、つけっぱなしでよい
価格
について
材料費が巻き爪マイスターよりも安価 材料費がマチワイヤよりも高価
爪の変化
について
爪の両端に力がかかるので、爪の真ん中が凹む場合がある 爪に均等に力がかかるため、綺麗な爪の形になる
テーピング
の有無
テーピングの必要無し 器具が外れないようにテーピングをする必要がある

マチワイヤとは

マチワイヤは、超弾性のワイヤーを用いることで湾曲している爪を徐々に広げて矯正する治療法になります。
具体的には爪の先の両端に穴を開け、そこに形状記憶合金の超弾性ワイヤーを通すというもので、装着の際や矯正中に痛みが出ることはありません。
爪が伸びていないと使えませんが、日常生活にはほとんど支障をきたすことなく爪の矯正ができます。

ワイヤーの交換について

ワイヤーは5週間ほどの間隔で交換し、完治までの期間については個人差がありますが3~8ヵ月ほどとされています。

 

マチワイヤ治療の主な流れ

マチワイヤは医療材料なので、装着や着脱は医療担当者が行います。
主な流れは下記の通りです。

指の先端からおおよそ2mm程の、先端の白くなった部分に2箇所穴を開けます

空けた穴にマチワイヤを通します。

マチワイヤを医療用接着剤で固定して完了です



マチワイヤは自由診療で行われます

マチワイヤは特定保険医療材料ではないため、医療保険が適用されません。そのため、全額自費負担となります。なお、当クリニックでは、処置料 2,000円(1趾/回)、器具の材料費が1趾あたり4,000円で行っています。

巻き爪マイスターとは

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巻き爪マイスターは、ばねメーカーのマルホ発條工業株式会社が開発した巻き爪の矯正具です。安全面に十分留意した上で、超弾性合金ワイヤーによって持続的な矯正力を確保できる構造になっており、過度に湾曲した爪を自然な形に直していけます。
巻き爪マイスターの施術は白い爪が3mm以上あれば施術可能です。

治療期間に関しては、患者さまの爪の状態によって個人差があります。通常は1~2か月の到着で巻き爪が改善しますが、重度の場合は3か月以上かかることもあります。

なお、巻き爪マイスターは様々な症例に対応できますが、患者さまの爪の状態によっては治療できないこともあります。まず、本製品で用いられている原材料に対して過敏症の既往歴がある方には使用できません(問診などで確認いたします)。

また、爪が脆弱化している方の場合も、爪のひび割れや破損を引き起こすおそれがありますので、他の治療法を選択いたします。爪周囲に強い炎症がある場合も同様です。

原則として付け替えは必要ありません

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巻き爪マイスターは、2週間~数か月の連続装着を想定して設計されています。その間に爪が少しずつ伸びてきますが、到着部位を爪の根元側にスライドさせることにおり、特に着脱せずに使い続けることが出来ます。

※爪の状態によっては、着脱が必要となることもあります。詳しい内容は担当医までお気軽にご確認ください。

 

巻き爪マイスター治療の主な流れ

巻き爪マイスターは医療材料なので、装着や着脱は医療担当者が行います。
主な流れは下記の通りです。

鉗子などを使用し、爪の両サイドに付着した角質を除去します

爪の大きさに合わせて適正な巻き爪マイスターを選択し、片方のUフックを爪先端部の側縁に引っかけます

コイルばねが破損しないよう留意しながら爪の湾曲に沿って伸長させ、もう片方のUフックを装着します

装着したUフックを近位側にスライドさせ、専用工具を用いて固定します

Uフックがきちんと固定されたか確認し、必要に応じて微調整を行って完了です

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巻き爪マイスターは自由診療で行われます

巻き爪マイスターは特定保険医療材料ではないため、医療保険が適用されません。そのため、全額自費負担となります。なお、当クリニックでは、処置料 2,000円(1趾/回)、器具の材料費が1趾あたり8,000円で行っています。
副作用で爪が割れることや、装具が外れるリスクがあります。

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記事制作者

小西真絢(巣鴨千石皮ふ科)

「巣鴨千石皮ふ科」院長。日本皮膚科学会認定専門医。2017年、生まれ育った千石にて 「巣鴨千石皮ふ科」 を開院。
2児の母でもあり、「お肌のトラブルは何でも相談できるホームドクター」を目指しています。