【保険適用】花粉症 オンライン診療(初診可)

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☆休診日: 水曜、日曜、祝日
予約なしでも受診可能です

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花粉症の原因

花粉症の症状が現れる原因は、花粉が体内に入ることで身体の免疫機能が過剰に反応する、アレルギー反応です。

人の体には、外部からの異物・侵入者(抗原)から自分の体を守る免疫機能が備わっています。細菌やウイルスなどが体に入ってきた場合は、好中球やマクロファージ、NK細胞をはじめとする免疫細胞が抗原を攻撃して、感染から身を守ります。

ところが、人体に有害ではないものにも免疫が過剰反応してしまうことがあります。花粉症は、鼻の粘膜にあるマスト細胞が花粉に反応し、細胞内に刺激物質のヒスタミンを放出します。その結果、拡張した血管から体液が粘膜にまであふれて、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどを引き起こすというメカニズムになっています。

当院が花粉症に取り組む3つの理由

アレルギー対策の専門家であること

アレルギーは、症状が皮膚に出るか鼻に出るかの違いで、原因はほぼ同じです。そして対策はどうやってアレルギー反応をおさえるか、これに尽きます。当院はアレルギー科を標榜しているため、アレルギーのご相談を受けることが日常茶飯事です。そのため、新しく発売されたアレルギー対策薬をご用意しておりますし、患者さまとご相談しながら最適な治療法を選択できると考えたのが1つ目の理由です。

患者さまからのご要望から

子どもが花粉症で受診した医院の待合室でインフルエンザに感染された方からご要望を頂きました。当院は専門が皮膚科なのでインフルエンザの患者さんはほぼ来院されないことをお伝えしたところ、ぜひ花粉症もみてほしいとご依頼をいただきました。幼い子どもを持つ母として感染の心配はよくわかりますので、お力になれればと考えております。

オンライン診療に初診から対応していること

花粉症のシーズンには7割以上の方が、勉強・仕事・家事に支障をきたすと回答しています。その上新型コロナウイルス感染のリスクがあり、お薬をもらうために忙しい時間を割いて通院しないといけないのも大変です。オンラインで受診すれば、通院にかかる時間やコストを削減できます。同じビルにある調剤薬局からはお薬の無料配送も行っております。ぜひお役立てください。

» オンライン診療の詳細はこちら

花粉症関連の疾患

花粉症皮膚炎

花粉症皮膚炎とは、花粉が肌について引きおこる、アレルギー性の皮膚炎です。鼻をかみすぎて、鼻の頭がひび割れて出血する、乾燥で肌がひどくガサガサする、化粧水がしみる。赤み、粉吹き、顔のかゆみ、腫れなどの症状があります。
マスクやサングラス、帽子などを着用し、できるだけ肌の露出を控えることが予防につながりますが、皮脂が少なく乾燥している部分に症状が出やすくなるので、保湿を心がけることも効果的です。ただし、対策はできても、症状が出てしまったらセルフスキンケアだけで治すのは困難です。もし肌に異変を感じたら、早めに当院までご相談ください。
スギ花粉などそれぞれのアレルゲンに対する抗体のテストをしたり、内服薬や、ステロイド外用剤などの症状に合った薬を処方いたします。

» 花粉症皮膚炎についての詳細はこちら

スギ花粉症に対する舌下免疫療法のご案内

舌下免疫療法の治療薬シダキュア

シダキュアは、スギ花粉症のアレルゲン免疫療法のお薬で、スギ花粉を原料とするエキスから作られています。少量から服用することによって体を慣らし、スギ花粉によるアレルギー症状(スギ花粉症症状)を和らげます。

» スギ花粉症治療薬「シダキュア」の詳細はこちら

シダキュア導入後、治療効果に対する考察

シダキュアは2018年に発売されました。当院でのシダキュア導入後の初の花粉症シーズンも終わり、治療結果について簡単にご報告をいたします。
当院でシダキュア治療を継続されている患者さまは、治療開始後1年未満にもかかわらず治療前と比べて明らかに花粉症の症状が軽くなっています。

  • 抗アレルギー薬を飲む期間が減った
  • 急に苦しくなったと思ったらヒノキ花粉の飛散によるものだった
  • 幼稚園児でも問題なく投与できた

などのお声をいただいています。治療を継続した方の治療効果は目を見張るものがあり、今後も自信をもっておすすめしたいと考えています。
当院はスギ花粉症を克服したい方を応援しています。お気軽にご相談ください。

当院で導入した患者様のメッセージもいただいております。

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対象

  • スギの花粉症であることが確定している方。
    (スギの花粉症にのみ適応しています)
  • 5歳以上の方。
  • アナフィラキシーなどのアレルギー反応による副作用が出る可能性があることをご了承いただける方。

※スギの花粉症かまだ分からない小児の患者さんには、少量の血液でアレルギー検査ができるイムノキャップラピッドをお勧めいたします。

期間

5月から12月までの開始となります。花粉症飛散期は開始できません。
また、スギ花粉が飛んでいないシーズンも毎日投与していただく必要性があります。

通常は体質改善に3~4年かかります。
少なくとも2~3年間毎日舌下投与が必要です。
ただし、2~3ヶ月治療を継続すれば治療効果があらわれるかたもいます。
11月までに治療を開始すれば来年2月の花粉症のころには症状が軽くなる可能性があります。

秋の花粉症

花粉症は、植物の花粉がアレルゲン(抗原)となって起きるアレルギー症状で、花粉が飛ぶ時期限定であることから季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれています。とくにスギやヒノキの花粉が飛ぶ時期に多くの患者さんがこのような症状を訴えることから、春先限定と思われがちですが、植物は春先だけに花粉が飛ぶわけではなく、また患者さんによってアレルギー症状を起こす花粉というのもそれぞれ異なります。

秋の花粉について

イメージ

秋はキク科の植物の花粉が飛ぶ時期でもあり、同科のブタクサやヨモギといった花粉でアレルギー症状を起こす方がよく見受けられます。おおよその飛散時期は、ヨモギは8~11月、ブタクサは7~12月です。また、イネ科の花粉(カモガヤ、オオアワガエリ)夏からも秋に飛ぶのですが、これが原因の患者さんもいます。
これらの植物は河川敷(河原)や水気を多く含んでいる場所でよく見られ、スギやヒノキと比べると丈が低いことから、このような場所に近づいて子どもが発症するということも少なくありません。

症状

春の花粉症であるスギやヒノキで見られるアレルギー症状と同様に、立て続けのくしゃみ、鼻水・鼻づまり、目のかゆみといったものが見られます。今まで花粉症に縁がなかったという方は、季節が秋ということもあり、風邪の引きはじめと感じることもあるかもしれません。このような症状が慢性化すると集中力を欠く、意欲が低下するなど生活の質(QOL)を大きく損なうことも考えられます。風邪をひく心当たりがないのに症状が長引いている、かゆみがあるなどがみられたら、ご相談ください。

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記事制作者

小西真絢(巣鴨千石皮ふ科)

「巣鴨千石皮ふ科」院長。日本皮膚科学会認定専門医。2017年、生まれ育った千石にて 「巣鴨千石皮ふ科」 を開院。
2児の母でもあり、「お肌のトラブルは何でも相談できるホームドクター」を目指しています。