アレルギー性結膜炎治療薬「アレジオンLX点眼液0.1%」花粉症

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アレジオンLX点眼液0.1%とは?

アレジオンLXの画像

アレジオンLX点眼液0.1%は、1回1滴1日2回を点眼するお薬で、スギ花粉症やダニなどのアレルギー性結膜炎にお使いいただけます。2013年から販売されているアレジオン点眼液0.05%の濃度を2倍(0.05%→0.1%)にした高用量製剤で、点眼回数は従来の1日4回から1日2回になりました。

薬剤の眼組織への移行量を高め、持続性を向上することにより、アレルギー性結膜炎の主症状である眼のかゆみや充血をおさえます。1日2回の点眼タイプの抗ヒスタミン薬は日本で初めて発売されました。
有効成分であるエピナスチン塩酸塩は、ヒスタミンH1受容体拮抗作用および肥満細胞からの化学伝達物質の遊離抑制作用を有しています。

名称の由来:「アレジオン」は病変(=lesion)を無くする(=A)という意味、「LX」は“Lasting eXtend”という造語から効果をさらに長く引き伸ばす“持続性”という意味でこれらを組み合わせて命名されました。

アレジオンLX点眼液0.1%の特徴

1日2回点眼でコンプライアンスがよい

ライフスタイルに応じた点眼

アレジオンLX点眼液0.1%は1回点眼の持続性が8時間あるため1日2回の点眼でお使いいただけます。

1日2回点眼であれば朝夕のみですが、1日4回点眼は毎食後+就寝前となりライフスタイルへの負荷が大きく異なります。一般に負荷が軽い方がコンプライアンスが向上します。

中には目がかゆいときに都度点眼すればよいとお考えになる方もいらっしゃるかと思います。そこで用法通り点眼した患者さんと、かゆいときに都度点眼した患者さんを比較した調査を確認いたしました。それによると都度点眼の患者さんはかゆみを感じているため勉強・仕事・家事に支障をきたし、疲労・倦怠感・イライラ感の程度が高く生活の質が低下していたと報告されていました。
参考:深川和己 他:アレルギーの臨床, 39, 825 (2019)
用法通りに点眼するメリットはかゆくない状態を保てることです。治療期間中は症状があってもなくても決まった回数・タイミングで点眼を続けることが重要であり、なるべく少ない点眼回数で効果が期待できる本薬剤はおすすめできます。

防腐剤フリーでコンタクトの方も安心

アレジオンLX点眼液0.1%は防腐剤を全く含まない製剤設計をしておりますので、ソフトコンタクトレンズ、ハードコンタクトレンズを使用している患者さまもそのまま点眼頂けます。防腐剤フリーですが開封後28日間は安全に使うことができます。

インバースアゴニスト作用を有すること

インバースアゴニスト作用

インバースアゴニストとは薬を投与することで活性化していない受容体が増え、抗原に反応しにくくなるという仕組みです。

従来は抗ヒスタミン薬はヒスタミンH1受容体と結合しかゆみの元となるヒスタミンが受容体と結合するをブロックするアンタゴニスト(拮抗薬)ととらえられてきました。

近年アンタゴニストの作用に加えて、インバースアゴニストの作用があることがわかってきました。

薬剤を使い続けることで徐々にアレルギー反応を起こしにくくなるといえます。花粉飛散期の2週間前~1か月前から点眼を開始する初期療法や通年性のアレルギー性結膜炎にも有効な理由の一つになります。

 

安全性情報

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与することとされています。

小児等への投与

12歳未満の小児等を対象とした臨床試験の公式なデータは現時点では公表されていません。現在、特定使用成績調査を実施しており1歳から11歳まで110例に投与したデータが集まってきています。公表できるデータが出ましたらご報告いたします。