更年期障害漢方薬25「桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)」

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桂枝茯苓丸とは

桂枝茯苓丸の画像

出典は金匱要略(きんきようりゃく)で3世紀の初めごろに張仲景が記した医学書です。金匱要略中には循環器障害、呼吸器障害、泌尿器障害、消化器障害、皮膚科疾患、婦人科疾患などの治法を論じています。

婦人科三大漢方の1つです。桂枝茯苓丸の名称の由来は構成生薬の記載にある桂枝と茯苓の名を取って処方名とされました。そのほかの婦人科三大漢方としては当帰芍薬散加味逍遙散などがあります。また、月経に伴うニキビなどにお役立ていただける桂枝茯苓丸加薏苡仁(桂枝茯苓丸に薏苡仁を加えた漢方)という漢方薬もあります。

桂枝茯苓丸の特徴

桂枝茯苓丸は以下の生薬が含まれます。

  • 桂皮(ケイヒ)
  • 芍薬(シャクヤク)
  • 桃仁(トウニン)
  • 茯苓(ブクリョウ)
  • 牡丹皮(ボタンピ)

桂枝茯苓丸の効果

桂枝茯苓丸は筋肉がしまり、血色も良く、赤ら顔でのぼせやすいのに足が冷え、下腹部が張る感じがある人に向く漢方薬で、月経異常、更年期障害などに用いられます。頭痛、肩こり、めまいなどにもお役立ていただける処方です。

効能効果としては体格はしっかりしていて赤ら顔が多く、腹部は大体充実、下腹部に抵抗のある方の子宮並びにその付属器の炎症、子宮内膜炎、月経不順、月経困難、帯下、更年期障害(頭痛、めまい、のぼせ、肩こり等)、冷え症、腹膜炎、打撲症、痔疾患、睾丸炎です。

(使用目標)
体力中等度もしくはそれ以上の人で、のぼせて赤ら顔のことが多く、下腹部に抵抗・圧痛を訴える場合に用いる。瘀血に伴う諸症状に用います。

桂枝茯苓丸の対象患者さまについて

1)頭痛、肩こり、めまい、のぼせ、足の冷えなどを伴う場合。
2)無月経、過多月経、月経困難など月経異常のある婦人。

桂枝茯苓丸の使い方

成人1日7.5gを2~3回に分けて食前または食間に服用いただきます。

※年齢、体重に合わせて服用量は異なります。(ご相談ください)
食前とは食事をとる1時間から30分前ほどのことです。
食間は食事の2時間後です。(食事と食事の間です)

桂枝茯苓丸を服用する上での注意点

副作用として肝機能障害、黄疸、過敏症(発疹、発赤、掻痒)、消化器症状(食欲不振、胃部不快感、悪心、下痢)が挙げられます。いつもと体調が違うと案じた際はご相談ください。
また、構成生薬の桃仁、牡丹皮が含まれているため服用しない方が望ましいとされています。担当の先生へ相談するようにしてください。

桂枝茯苓丸の患者さま負担・薬価について

医療用とされている桂枝茯苓丸としては「ツムラ桂枝茯苓丸エキス顆粒(医療用)」が有名です。1日薬価は105.75円で1包(2.5g)あたり35.25円です。1日3包で30日分処方された場合、3割負担の患者さまでは951.75円の薬剤費となります(薬剤費のみの計算です)

よくあるご質問

桂枝茯苓丸はドラッグストアで販売されていますか?

ドラッグストアでも販売されています。ただし医療用医薬品と一般用医薬品では用法用量が異なります。これは安全性をより高めるために服用量を調整しているためです。

ほかにどんな漢方薬がありますか?

漢方薬には多くの種類があり、国内で医療用として承認されたものは148処方あります。詳細はこちらのページをご覧ください。

» 漢方薬の詳細はこちら

 

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