更年期障害漢方薬23「当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)」

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当帰芍薬散とは

当帰芍薬散の画像

当帰芍薬散は婦人科三大漢方と言われることもあり、貧血傾向で血流が悪く、浮腫を起こしやすいために体が冷える病態の改善を期待することが出来る漢方薬です。
出典は金匱要略(きんきようりゃく)で3世紀の初めごろに張仲景が記した医学書です。金匱要略中には循環器障害、呼吸器障害、泌尿器障害、消化器障害、皮膚科疾患、婦人科疾患などの治法を論じています。
名称の由来は構成生薬中の当帰と芍薬が主薬となっていることです。
その他の婦人科三大漢方は加味逍遙散桂枝茯苓丸です。

当帰芍薬散の特徴

当帰芍薬散は以下の生薬が含まれます。

  • 当帰(トウキ)
  • 川芎(センキュウ)
  • 芍薬(シャクヤク)
  • 茯苓(ブクリョウ)
  • 蒼朮(ソウジュツ)
  • 沢瀉(タクシャ)

当帰芍薬散の効果について

(効能効果)
筋肉が一体に軟弱で疲労しやすく、腰脚の冷えやすいものの次の貧血、倦怠感、更年期障害(頭重、頭痛、めまい、肩こり等)、月経不順、月経困難、不妊症、動悸、慢性腎炎、妊娠中の諸病(浮腫、習慣性流産、痔、腹痛)、脚気、半身不随、心臓弁膜症に効能効果があります。
主に比較的体力の低下した成人の女性に用いられることが多く、冷え症で貧血傾向があり、性周期に伴い軽度の浮腫や腹痛がある場合で更年期障害(頭重、頭痛、めまい、肩こりなど)や月経困難や月経不順などに使用される処方で色白で華奢、浮腫傾向の方がイメージと言われることもあります。
(使用目標)
比較的体力の低下した成人女子に用いられることが多く、一般に冷え症で貧血傾向があり、性周期に伴って軽度の浮腫、腹痛などを呈する場合に用います。
1 )全身倦怠感、四肢冷感、頭痛、めまい、耳鳴、肩こり、心悸亢進などの症状を訴える場合。
2 )無月経、過多月経、月経困難など、月経異常のある婦人。

当帰芍薬散の使い方

成人の場合、1日合計7.5gを2~3回に分割して食前もしくは食間に、水またはぬるま湯と一緒に内服します。なお容量は年齢・体重・症状により適宜増減します。また万が一飲み忘れてしまった場合は気がついた時点で内服して下さい。ただし次に飲む時間が近い場合は1回飛ばして次の分から再開しましょう。

当帰芍薬散を服用する上での注意点

副作用として過敏症、肝機能異常、消化器症状が挙げられます。症状としては発疹や掻痒感、食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、腹痛、下痢またはASTやALTの上昇がみられることがあります。記載の症状などが現れましたら服用を中止し、医師に相談してください。

当帰芍薬散の患者さま負担・薬価について

医療用とされている当帰芍薬散としては「ツムラ当帰芍薬散エキス顆粒(医療用)」が有名です。1日薬価は74.25円で1包(2.5g)あたり24.75円です。1日3包で30日分処方された場合、3割負担の患者さまでは668.25円の薬剤費となります(薬剤費のみの計算です)

よくあるご質問

当帰芍薬散はドラッグストアで販売されていますか?

ドラッグストアでも販売されています。ただし医療用医薬品と一般用医薬品では用法用量が異なります。これは安全性をより高めるために服用量を調整しているためです。

婦人の方によく使われる漢方で他にどのような漢方薬がありますか?

当帰芍薬散は婦人科三大処方の1つです。そのほかの三大処方として加味逍遙散や桂枝茯苓丸などがあります。他のページをご参考ください。

ほかにどんな漢方薬がありますか?

漢方薬には多くの種類があり、国内で医療用として承認されたものは148処方あります。詳細はこちらのページをご覧ください。

» 漢方薬の詳細はこちら

 

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