コレステロールが高い人の特徴は?女性特有の原因も解説
2025年01月10日脂質異常症(高脂血症)とは 「脂質異常症」とは、中性脂肪やコレステロールなどの脂質代謝に異常をきたした状態のことです。 かつては「高脂血症」と呼ばれていましたが、総コレステロール値が高いケースではLDLコレステロール(悪玉コレステロール)値が正常でHDLコレステロール(善玉コレステロール)値のみが高い場合もあること、HDLコレステロール値が低い場合を「高」脂血症と呼ぶのは適当ではないことなどから……
脂質が多い食べ物と少ない食べ物は?脂質の種類と一日の摂取量を解説
2025年01月09日脂質とは 脂質はエネルギー産生栄養素の一つ 脂質は、炭水化物やたんぱく質と同様に体に欠かせない「エネルギー産生栄養素」の一つです。食べ物から取り入れられた脂質はおもに小腸で消化され、エネルギー源として利用されるほか、細胞膜を構成する成分やさまざまなホモンの前駆体になったりします。 また、脂質には脂溶性ビタミン(ビタミンA・Ⅾ・E・K)などの吸収を助ける働きもあります。 このように、脂質は重要な……
すぐにお腹が空く・喉が渇くのは糖尿病の初期症状?
2025年01月06日糖尿病とは 血糖値の高い状態が続くのが糖尿病 糖尿病とは、血糖値(血液中のブドウ糖の濃度)の高い状態が続く病気です。 血糖値が下がらないのは、インスリン(糖の代謝をコントロールし、血糖値を一定に保つホルモン)の量不足や作用低下があるためです。血糖値の高い状態が続くと血管が傷つき、網膜や腎臓、神経に障害が生じたり、動脈硬化が進んで命に関わる病気(心筋梗塞や脳卒中など)を発症したりすることもあります。……
ダイエットすれば糖尿病は予防・改善できる?食事と運動のポイント
2025年01月06日糖尿病は肥満や生活習慣と関係が深い病気 肥満と糖尿病の関係 糖尿病は肥満と関係が深い病気です。 多くの研究で、BMI(体格を表す指標:(体重[kg]/身長[m]2で算出される)と糖尿病の発症との間に「正」の相関があることが示されており、アジア人は欧米人に比べて強い相関がみられることが報告されています。 特に注意が必要なのは、ウエスト周囲長が大きくなる「内臓脂肪型肥満」です。内臓脂肪型肥満があ……
血糖値がどれくらいまで下がると低血糖?糖尿病治療薬の副作用「低血糖」について
2025年01月06日低血糖とは?なぜ良くないの? 血糖値が正常範囲より低くなる「低血糖」 「血糖値」とは、血液中に含まれるブドウ糖の濃度のことです。健康な人の場合、空腹時の血糖値は70~110mg/dL程度です。 ブドウ糖は体内でエネルギー源として利用されますが、インスリン(糖の代謝をコントロールし、血糖値を一定に保つホルモン)がうまく作用せず、血糖値の高い状態(高血糖)が続くと糖尿病と診断されます。 一方、「低……
血糖値を下げる食べ物・飲み物は?選び方や注意点を解説
2025年01月06日血糖値とは? 血糖値と糖尿病の関係 「血糖値」とは、血液中に含まれるブドウ糖の濃度のことです。ブドウ糖は食べ物から供給され、体内のエネルギー源として利用されます。糖の代謝をコントロールし、血糖値を一定に保っているのが「インスリン」というホルモンです。インスリンがうまく作用せず、血糖値の高い状態(高血糖)が続くと「糖尿病」と診断されます。 糖尿病が強く疑われるのは、以下の場合です。 空腹時……
ダイエットで高血圧が改善できる?知っておきたい肥満と血圧の関係
2025年01月05日若い世代に増えている「肥満をともなう高血圧」 高血圧とは、その名の通り「血圧が高い状態」のことです。 『高血圧治療ガイドライン2019』では、診察室で測定された上の血圧が140mmHg以上、または下の血圧が90mmHg以上の場合を「高血圧」としています。 日本人の高血圧は肥満をともなわない場合が多いとされていますが、近年は若年~中年世代の男性を中心に肥満をともなう高血圧が増えてきています。 肥満、……
血圧を下げるのに即効性のある方法は?食べ物についても解説
2025年01月04日血圧を下げる方法について 血圧を下げる方法にはどんなものがあるでしょうか? 「深呼吸をする」「リラックスする」などは一時的に多少血圧を下げる可能性がありますが根本的な解決策ではありません。非常に血圧が高く、腎臓や脳、心臓などの臓器に異常をきたしている場合は、早期に血圧を下げる必要があるため比較的即効性のある降圧剤を使用することもあります。 高血圧の処方薬一覧 分類 商品名 一般名 ……
舌下免疫療法で鼻炎や皮膚症状も楽になる!ダニアレルギー対策
2024年12月24日ダニアレルギーの症状 ダニアレルギーは、ダニの死骸やフンに含まれるタンパク質が体内に侵入したことで起こるアレルギー症状です。 アレルギー体質の人に発症しやすく、乾燥肌の方は特に、表皮の角質が剥がれ落ちて免疫力も低くなっているところにアレルゲン(アレルギーの原因物質)が入り込みやすいため、症状が起こりやすくなります。 アトピー性皮膚炎・湿疹・蕁麻疹 ダニアレルギーによって起こる、かゆみを伴う皮膚炎に……
スギ花粉症やダニアレルギーを軽減!「減感作療法」あるある4選
2024年12月24日「減感作療法」はアレルギー体質を根本的に改善する 「減感作療法」とは? 「減感作療法」は、アレルギーの原因となる物質(アレルゲン)を少しずつ体内に取り込み、アレルギー反応を抑える治療法です。その一つに「舌下免疫療法」があります。この治療法では、アレルゲンを含む薬を舌の下に置いて投与するため、「舌下免疫療法(SLIT)」と呼ばれています。 なぜ舌の下に投与するの? 口の粘膜にはアレルギー症状を引き起……
オンライン診療で多汗症治療がもっと身近に〜脇汗・手汗・全身対応〜
2024年12月22日単なる「汗かき」とは違う「多汗症」 「汗かき」と「多汗症」の違い 暑いときや運動したときなどに汗をかくのは自然なことです。しかし、日常生活に支障が出るほど大量の汗が出る場合は、単なる「汗かき」ではなく「多汗症」の可能性があります。 もっとも、汗の量は個人差があるものですし、他人と比較できるものでもありません。ただ、特に思い当たる原因がないにもかかわらず、過剰な発汗が6ヵ月以上続き、かつ、以下の項目……
【医師監修】知っておきたい!漢方薬の副作用について
2024年12月13日「漢方薬は安心・安全」だと思っていませんか? 身体によいイメージのある漢方薬も医薬品です。そのため、用法・用量を守っていても、副作用が起こる可能性があります。また、複数の漢方薬を併用すると副作用のリスクが高まるため、同時に服用するのは2種類までとするのが一般的です。 今回は、漢方薬に関連する副作用についてご紹介します。副作用の症状や初期のサイン、治療法、注意が必要な漢方薬などを、添付文書をもとにま……
【2025春】花粉症対策のクスリ。目と鼻に効く処方薬・市販薬一覧
2024年11月20日花粉症の目と鼻に効く薬の選び方 このコラムでは、医療機関で処方する薬から市販薬まで、花粉症に効果的な薬を一覧でご紹介します。 症状やケースに合った薬を選んで、快適な春を迎えましょう! オンライン診療対応可能 当院では、初診からオンライン診療にて花粉症の治療薬の処方を行っております。 通院なしで症状に合った薬剤をお送りすることが可能です(送料無料)。 アプリをインストールする必要はなく、システム利用……
【2025春】花粉症の薬はいつから飲む?眠くならない薬や副作用まとめ
2024年11月20日薬はいつから使い始めるべき? 花粉症の治療には主に内服薬が用いられます。症状が出始めの頃、またはそれより1~2週間前に服薬を始めると症状が重く発症するのを防ぐことができます。このほかに点鼻薬(鼻スプレー)や点眼薬(目薬)を併用したり、花粉症アレルギーを根本的に治療する長期治療を行ったりすることもあります。 当院では、初診からオンライン診療にて花粉症の治療薬の処方を行っております。通院なしで症状に合……
血圧が高いとどうなる?ほっといた時のリスクを解説
2024年10月27日どれくらいから血圧は「高い」とされるのか 高血圧と診断されるのは140mmHg以上/90mmHg以上 『高血圧治療ガイドライン2019』では、診察室で測定された上の血圧が140mmHg以上、下の血圧が90mmHg以上の場合を「高血圧」としています。 一方、正常血圧とされるのは上の血圧が120mmHg未満かつ80mmHg未満の場合です。 正常血圧と高血圧のあいだの血圧は、測定値によって「正常高値血圧……