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単純ヘルペス(口唇、陰部)

単純ヘルペスとは? 単純ヘルペスウイルス感染症は、HSV-1型またはHSV-2型の2種類のウイルスが皮膚や粘膜に感染して起きる急性炎症性皮膚疾患です。皮膚や粘膜に感染して、発熱・痛み・痒みなどを伴う水疱やただれを起こすもので、初めて感染したときは免疫がまだできていないため、全身症状が出たり重症化しやすかったりします。 HSV-1型は主に口唇や口腔、目などの顔面・上半身で発症し、口唇ヘルペスやヘルペス角膜炎、歯肉口内炎などを引き起こします。 HSV-2型は主に陰部・下半身で発症し、性器ヘルペスを起こします。 症状の特徴は、ピリピリ・ちくちくとした不快な痛みやむず痒さが最初に起こり(初期症状)、次に赤い小さな水疱が患部に集まって出現してきます。水疱の大きさは0.5~1.5センチくらいあり、互いに融合してびらん、潰瘍ができることがあります。 画像提供:大正製薬「ヘルペスの原因」 初感染の時、潜伏期間が2~10日間ほどあります。初感染の単純ヘルペスウイルス感染症が治癒した後も、ウイルスそのものは神経節細胞の中で遺伝子として残留しています。神経節細胞に潜伏しているウイルス……

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陰部湿疹・陰嚢湿疹

陰部湿疹とは? 陰部湿疹とは、男性器や女性器の周辺(デリケートゾーン)に湿疹ができる症状で、主に赤みやかゆみ、ぽつぽつとした発疹が生じます。慢性化すると皮膚が硬化することがあります。陰部や内もものあたりは皮膚が薄く、また湿気も溜まりやすいため、放置していると早い段階で悪化します。 原因について詳細は後ほどご説明しますが、まずは湿疹なのか感染症なのか、それとも別の病変なのかを早期に診断することが治療のうえで重要になります。 陰部湿疹は、男性の場合は陰嚢の裏側に湿疹を発症することが多くあります。夏場になるとかゆみは激しくなり、ぴったりとした下着を着用していると不快感が大きくなります。汗やムレ、通気性の悪さによって雑菌が繁殖しやすくなることなどが原因として考えられます。 女性の場合は外陰皮膚掻痒症という独特の陰部湿疹があります。更年期以降に発症するケースが多く、原因ははっきりとは特定されていません。女性ホルモンの低下で皮膚の新陳代謝が衰えることが原因の一つではないかと言われています。 炎症がひどくなると血管から組織液という水分がしみだしてきて、皮膚がさらに敏感になり……

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静脈瘤

静脈瘤とは? 下肢静脈瘤は脚の血管がふくらんで瘤状になる病気で、膝の裏などに青い血管が浮き上がって見えるのが特徴です。良性の病気のため、癌化したり命の危険につながったりすることはありませんが、自然に治ることもありません。 日本では45歳以上の2割、女性の方が男性よりも多くみられ、年齢とともに頻度はふえていきます。 静脈瘤はいろいろな分類がありますが、みためではふくらはぎの太い血管が盛り上がってみえる「伏在型静脈瘤」、細い血管がみみずのように盛り上がって見える「側枝静脈瘤」、2-3mm程度の静脈が網目状にみえる「網目状静脈瘤」、1mm以下の血管がくもの巣状に広がって見える「くもの巣状静脈瘤」があります。 伏在型静脈瘤がいちばん多く、盛り上がった静脈は徐々に大きく瘤になり、倦怠感や疲労感を感じやするようになります。進行した場合は手術による治療が必要になるのです。 下肢静脈瘤は軽症だと症状はありませんが見た目で悩む方は少なくありません。症状がでてくると、午後~夕方以降から強いだるさ・むくみを感じる、血管のあたりにムズムズ・ピリピリした感じが出てくる、長時間立っていると下……

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酒さ

酒さとは? 酒さとは、顔などに赤み・火照りが長時間かつ繰り返し出現する慢性炎症性疾患のことです。とくにほほや額、鼻の周りやあご、首を中心に出現し、しばしばかゆみを伴うことがあるほか、悪化したまま放置していると、鼻周辺が腫れあがって鼻瘤(団子鼻)を形成することがあります。30代以降の人が発症しやすい傾向にあります。 酒さは4つの期間によって臨床像が区別されています。 酒さ前駆期 血管期 炎症期 進行期   酒さ前駆期 ほほと鼻の皮膚が紅潮します。紫外線や寒暖差、飲酒などの外的刺激や精神的ストレスなどを受けて赤みは数時間~数日間持続して見られます。 血管期 皮膚が赤く腫れあがったようになり、毛細血管拡張により皮膚の下の細い血管がよく見えます。 炎症期 ニキビのような小さなポツポツができ、膿疱を形成することが数週間ほど続きます。 進行期 鼻が赤く腫れ、周辺の皮膚が分厚くなります。症状が長引いているのをそのまま放置していると鼻瘤(団子鼻)を形成することがあります。 このほか、目の周りが腫れたり結膜炎、角膜炎を生じ……

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尖圭(せんけい)コンジローマ

尖圭コンジローマとは? 性感染症として知られる尖圭コンジローマ(せんけいコンジローマ)は、ヒトパピローマウイルス(HPV)6型や11型などの原因によって発症するウイルス性感染症です。性器の皮膚や粘膜で症状が確認されます。 患部は主に外陰部、肛門周辺、尿道口で、男性ならば陰茎の亀頭部、陰嚢、包皮内外板など、女性ならば膣、膣前庭、子宮口などにできやすい特徴があります。淡紅色から褐色の病変があり、乳頭・鶏冠・カリフラワーのような形の小さな丘疹が多数みられるようになります。湿っていて悪臭があり、悪化すると丘疹が大きく広がっていって潰瘍になる場合があります。特定の型のヒトパピローマウイルスに感染すると、癌の発生につながることがあるため、医師による適切な経過観察と診断が必要です。 ヒトパピローマウイルスの潜伏期間は3週間~8カ月ほど(平均的に2~3カ月ほど)です。感染した本人に自覚症状がないこともありますが、患部を触ったときに腫瘍があるという触感や、掻痒感、うずくような痛みや灼熱感といった症状が出てきて、感染に気付くこともあります。 正常な免疫機能を持っている患者であれば、1~……

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毛包炎(毛嚢炎)

毛包炎(毛嚢炎)とは? 毛包炎(毛嚢炎)は、毛穴の奥の毛根を包んでいる部分「毛包」の浅い層に限られる、通常は黄色ブドウ球菌を原因菌とする毛包の細菌感染症です。黄色ブドウ球菌のほか、緑膿菌やそのほかの菌が原因となることもあります。いわゆるニキビも毛包炎の一種といえます。 毛穴のある位置に、中央に膿を持った皮膚の盛り上がり(丘疹)がポツンとでき、広がって周辺にも白~赤く腫れた膿を持った発疹(膿疱)ができます。膿疱が硬いしこりになり、不快な痛みをずきずきと感じるようになったのを「せつ(おでき)」と呼びますが、顔の中心部にできているものは「めんちょう」と言われています。「せつ」はかなり強い痛みや圧迫感、熱感を伴います。 毛包炎の症状としては、軽度のうずくような痛み、掻痒、刺激感などです。患部は顔のほか、首の後ろ、太もも、臀部、陰部付近などに比較的よくみられますが、全身どこにでも起こります。 画像提供:第一三共ヘルスケア「くすりと健康の情報局」 通常は数日で特に痕も残ることなく自然に治癒しますが、進行して深在性病変になると、硬くなって炎症の症状が強くなります。なお、男性のひ……

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おむつかぶれ(おむつ皮膚炎)

おむつかぶれ(おむつ皮膚炎)とは? 画像提供:第一三共ヘルスケア「くすりと健康の情報局」 おむつかぶれ(おむつ皮膚炎)は通常、乳児に見られる皮膚の接触皮膚炎のひとつです。肛門や外陰部の周辺、おむつカバーのふちが当たる太ももの付け根、下腹部などに赤い発疹が現れます。おむつを使用している老人や被介護者の人にも見られる皮膚炎です。 おむつを長時間はいていることで、汗やムレ、尿中のアンモニアや便そのもの、あるいはそれらが付着して汚れているおむつとの接触によって赤い発疹やただれが生じるという症状です。乳児はかゆみや痛みといった苦痛、不快を感じることが多いので早めの対処が必要ですが、命に関わるような疾患とはなりません。 おむつかぶれが発生する原因には複数の要因が関与しています。まず、皮膚の湿気によっておむつの中がムレて、湿潤状態になるところから始まります。湿気でふやけた皮膚は傷つきやすくなり、さらにそこへ刺激が加わります。刺激となるものはおむつの表面との摩擦、乳児の尿や便などがあります。尿に含まれているアンモニアは時間がたつとアルカリ性になるため、皮膚のpH(水素イオン……

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とびひ(伝染性膿痂疹)

とびひ(伝染性膿痂疹)とは? とびひ(伝染性膿痂疹、でんせんせいのうかしん)は、ブドウ球菌やレンサ球菌を原因とする、細菌性の感染症です。接触によって病気がうつり、火事の飛び火のように素早く広がってしまうことから「とびひ」という俗称がつけられ、知られています。 大きく分けて、水ぶくれができる「水疱性膿痂疹」と、かさぶたができる「痂皮性膿痂疹」の2種類があります。水疱性膿痂疹は鼻・口・目の付近から症状が始まることが多く、全身に広がっていくことがよくあります。痂皮性膿痂疹は全身のどこにでも発症する可能性があります。 水疱性膿痂疹 黄色ブドウ球菌が原因菌です。皮膚に水ぶくれが急速にできたあと、次第に膿をもつようになり、最終的に破けて皮膚がただれたような状態になる疾患です。うずくような強いかゆみを伴うことがあり、患部をひっかくと破けると滲出液が出てくるので、それが付着した手で体の他の部位や他人に触れると感染させてしまいます。特に湿度が高く温暖な夏にかかりやすいです。 痂皮性膿痂疹 主に化膿レンサ球菌が原因菌ですが、黄色ブドウ球菌にも同時に感染していることがしばしばあります。赤く皮膚が……

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日光アレルギー(光線過敏症)

日光アレルギーとは? 日光アレルギーとは光線過敏症とも言って、日光に対して免疫系が過剰な反応を起こし、皮膚に病変を生じる疾患のことです。皮膚疾患が発生あるいは悪化する要因は、薬剤などの外因性のケースと、遺伝疾患や代謝疾患などによる内因性のケースの2つがあります。日光アレルギーの反応の出やすさは遺伝すると考えられています。 主な症状の出方として、日光にさらされた皮膚の部位にかゆみや発疹、ぶつぶつ、赤みなどが生じたり、腫れて水膨れができたりといった炎症を起こします。 紫外線(主としてUVB)による日焼けは、ある程度の紫外線量であれば誰でも日焼け(炎症)を起こします。しかし、日光アレルギーの人は、通常ならば反応が起きない程度の紫外線量に対しても敏感に反応し、炎症が起こってしまいます。 日光アレルギーの病態には、日光じんましん、化学物質による光線過敏症、多形日光疹などがあります。 日光じんましん 日光に当たってわずか数分ほどで、大きくて赤いじんましんが現れます。かゆみを伴ったりみみずばれの状態になったりしますが、通常は数分~数時間で消失します。長時間あるいは広範囲にわた……

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股部白癬(こぶはくせん)

股部白癬とは? 股部白癬(別名:いんきんたむし)とは、太ももの付け根から会陰部・臀部・下腹部などに見られる、白癬菌(はくせんきん)という真菌(カビ)によって生じる皮膚糸状菌症です。症状はしばしば両脚に対称的に出ることがあります。 患部は赤いポツポツした発疹が現れて楕円形にぼんやりと広範囲に広がっていき、端の部分が盛り上がって、激しい疼くようなかゆみと、場合によっては痛みも伴うことが特徴です。環状紅斑といい、発疹の縁付近では鱗屑が観察されたり、桃色に変色したりしています。皮膚がはがれたり、膿が入った水疱ができることもあります。症状が拡大していくと、中心部では炎症が少し治まっていき、色素沈着を残すことがあります。 白癬菌は皮膚のタンパク質(ケラチン)を食べて増殖します。鼠径部や股間は通気性が悪く湿気がたまりやすいこと、入浴など身体を洗うときでも洗浄がおろそかになりがちなこと、また太ももがこすれて摩擦が起こることなどの原因により、菌が増殖しやすい環境になっています。とくに夏季は高温多湿のため症状が悪化しやすいため注意が必要です。 患部周辺は肌のバリア機能が低下しているため……

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水いぼ(伝染性軟属腫)

水いぼ(伝染性軟属腫)とは? 水いぼは、伝染性軟属腫ウイルスに感染することで発症する感染症で、おもに小児に見られる疾患です。健康な子供では、半年から3年以内に自然治癒するとされています。 伝染性軟属腫ウイルスが皮膚についた小さな傷やささくれ、毛穴などから入り込み、皮膚の細胞に感染してウイルスが増殖します。アトピーを持つ子どもは通常よりも水いぼに感染しやすい傾向にあります。 いぼの大きさは1~5㎜ほどで、表面はつるつるしていて水っぽい光沢があります。体のどの部位にも発症する可能性があります。いぼの中身は体液ではなく、モルスクム小体というウイルスと変性した表皮組織からなる塊です。ただし、ひっかくことで化膿することがあります。いぼが大きくなると中心部がへこんできて、やぶれたり自然に剥離して落ちたりすると炎症が生じますが、やがて消失します。 いぼは痛みはほとんどありませんが、かゆみを伴うことがあり、ひっかいてしまうと内容物(軟属腫)が飛び出して別の皮膚に付着し、新たな場所に感染が広がってしまうことがよくあります。そのため、水いぼはひとつできるとその付近や、普段から触りやすい部位……

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小児アトピー性皮膚炎

症状の概要 乳児期(2歳未満) 乳児では、頬、額、頭などに皮膚の乾燥と赤みが出ることが、アトピー性皮膚炎の始まりになることが多いです。皮膚症状が広がると、赤みは顔面全体に広がり、あご、脇の下、ひじやひざの裏にも症状が出ます。かゆみが生じてひっかくと、皮膚が傷つけられて浸出液が出たり、かさぶたが付くこともあります。 さらに、手や手首、足首などの乾燥しやすい部位や、服から出ている体の部位(腕、脚、ひじ、ひざ)などにも皮膚症状が出ます。皮疹が全身におよぶ場合には、体にも赤みが出て、それがつながって重症化することもあります。 幼児期・学童期(2~12歳) 2歳以降になると、乳児に見られるような顔面の湿疹は減少しますが、それに代わって首、脇の下、ひじやひざの裏、そけい部、手首・足首などの皮膚がこすれる部分の症状が中心になります。 重症になると、湿疹が広がり、繰り返してひっかくことにより皮膚が硬くなったり、しこりになることがあります。また、乾燥が目立つタイプでは、皮膚が乾燥により粉をふいたようになることもあります。 特徴・診断 日本皮膚科学会によるアトピー性皮膚炎の定義では……

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虫刺され

虫刺されとは? 虫刺され(虫刺症、ちゅうししょう)は、昆虫に咬まれたり、針を刺されたり、毛虫や蛾などの体毛に触れたりすることで起こる皮膚炎の総称です。 虫が皮膚を刺したり咬んだりすることそのものによる物理的な刺激のほか、皮膚の内側に注入される化学物質が急性反応やアレルギー反応などを起こし、皮膚の表面にブツブツした発疹や赤い腫れが起こることがあります。患部が熱を持ち、痛みやかゆみを伴うことも多いです。 アレルギー反応には、虫に刺された後すぐに発疹やかゆみ・赤みが起こる「即時型反応」と、1~2日後から皮膚症状が出現してくる「遅延型反応」とがあります。 虫刺されの後のアレルギー反応は、個人の体質や、刺された回数などが影響してくるため、症状の出方には個人差があります。刺される瞬間を自分で見ていれば何の虫に刺されたのか分かりますが、実際は症状が出た後に「いつの間にか虫に刺されていたかも?」と気づくケースが少なくありません。皮膚の状態からでは原因となった虫の種類の特定が難しいことがほとんどです。 虫刺されの原因 虫が人体に咬みつく理由には、針を刺して吸血を行……

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脂漏性皮膚炎(フケ症)

脂漏性皮膚炎とは? 脂漏性皮膚炎は、白色~薄い黄色味をおびたフケや鱗状の乾いたフケの固まりができる皮膚疾患で、頭皮や髪の生え際、顔(眉毛・眉間、小鼻、耳の後ろ・内側)、わきの下、胸や背中、股間、膝の裏といった、皮脂の分泌が盛んな部位(脂漏部位)でよく見られます。脂っぽい細かい皮膚がポロポロとむけ落ちて粉ふきいも状態になったり、患部が赤くなったりするケースもあります。 赤みや痛痒がない、またはあったとしても軽くてフケだけが目立つような場合は、フケ症と診断されることが多いです。こうした軽度の症状だと治療を受けずに放置する人がいますが、ひどくなるとフケが固まってかさぶたのようになることがあります。さらに、徐々に重症化したり他の部位でも発症したりと、慢性的に進行することが多く、あとで乾癬に発展または乾癬を合併したりすることもあります。多量のフケガ出たり痒みが強くなっている場合は、脂漏性皮膚炎と診断されることが一般的です。ほかの皮膚炎と異なる大きな特徴は、カビ(真菌)が原因になっている点です。 脂漏性皮膚炎には「乳児型」と「成人型」があり、人生の中で発症する時期によって大別……

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乾燥肌

乾燥肌とは? 乾燥肌(ドライスキン)と呼ばれる状態は、うるおいが十分にある皮膚に比べて角層内の水分量が低くなっています。皮膚の角質は、体の水分が外に出ていってしまうことや、外部の刺激から深層部を守るバリアとしての機能を持っているものです。水分や皮脂が不足すると角質がはがれ落ちてしまい、ひび割れが起こったり、粉をふいたり、乾燥によって肌がかゆくなりやすくなり、ひっかくことで湿疹になってしまうことがあります。皮脂欠乏症、ドライスキン、乾皮症とも呼ばれています。 皮膚の水分量は、皮脂・天然保湿因子NMF・角質細胞間脂質という3つの物質によって通常は一定にキープされています。しかしストレスや加齢によって、これらが十分な量分泌されなくなったり働かなくなったりすると、肌から水分が蒸発しやすくなります。 空気内の湿度が下がり始める秋から冬にかけては、誰でも乾燥肌になる傾向にあります。こうした季節性の乾燥は春から夏に向かって自然と改善しますが、汗が肌に残っているせいで乾燥したり、クーラーが肌の水分を奪ったりするので暑い季節も注意が必要です。 加齢に伴う老人性乾皮症も乾燥肌のひとつで……

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湿疹・手湿疹

湿疹・手湿疹とは? 皮膚がなんらかの刺激物質やアレルゲンと触れることで炎症がおきる状態を湿疹(接触皮膚炎)といいます。皮膚の紅斑、赤みや腫れに痒みやヒリヒリ感を伴うのが主な症状です。 日頃から化学薬品を扱う、水仕事をするひと、理・美容師、看護師、調理・炊事・皿洗い業で職業性皮膚疾患として手湿疹と診断されることが多いといわれています。20~30代前半の若年層に多く、その他に女性、アトピー性、接触皮膚炎が関連しています。 また、適切な治療、予防をすることで発症や重症化を避けることができます。様々な症状があるのでいくつかのパターンに分類することがあります。 角化型手湿疹 中年男性に多くみられる症状です。 皮膚の表面の角質細胞が、細かく剥がれ落ちる状態が手のひらにあらわれます。亀裂を伴うこともあります。 進行性指掌角皮症 指先や指腹が乾燥してざらつくようになります。指紋が無くなり、亀裂を伴うこともあります。 貨幣状型手湿疹 手の甲に貨幣大の円形の湿疹がみられます。 (強い痒み、刺激性皮膚炎、アレルギー性接触皮膚炎、アトピー型、どれからも症状の原因となります……

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アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎の症状の概要 アトピー性皮膚炎とは? アトピー性皮膚炎は、よくなったり悪くなったりを繰り返す痒みを伴った湿疹のことをいいます。 乳幼児期から発症し、小児期に寛解する場合もあれば、良くなることなく再発を繰り返しながら成人になってもアトピー性皮膚炎の症状に悩まされることもあります。有病率としては小学校1年生で17%程度、中学生になると10%までさがり、重症度も低くなっていくことから全体的には成長とともにアトピー性皮膚炎はよくなることが多いとわかります。 アトピー性皮膚炎の原因 原因は多岐に渡り、「アレルギー素因」を持った体質であること、そして皮膚のバリア機能が弱いことをはじめとした臓器の過敏な状態がアトピー性皮膚炎に関わっているとされています。 画像提供:第一三共ヘルスケア「くすりと健康の情報局」 アレルギー素因とは2つの要素があり、ひとつは本人や家族が気管支喘息やアレルギー性鼻炎、結膜炎やアトピー性皮膚炎のうちいずれまたは複数のアレルギー性の病気を持っていることがあげられます。もうひとつがIgE抗体をつくりやすい体質であることです。皮膚炎の状……

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水虫(白癬)

水虫とは? 水虫は白癬菌という皮膚の真菌症(カビの一種)です。 足の水虫は日本人の4人に1人にみられるとても多い皮膚病といえます。 白癬菌は身体のいろいろなところに感染しますが、足白癬が60%といちばん多く、つぎに爪白癬が34%、そのほかにも体部や、股間にも感染することがあります。 水虫の原因 前述したとおり水虫の原因は白癬菌(カビの一種)の感染によるものです。皮膚の角層という部分にあるケラチンを栄養源にしながら寄生領域を広げていきます。また、白癬菌はジメジメとした高温多湿な環境を好みます。 白癬菌の皮膚症状のなかでいちばん多いのが足白癬であり、靴や靴下を履いている時間が長いことで、ムレた状態になり白癬菌が増殖していきます。 人から人へ感染する感染症であり、家庭内や公共の施設の足拭きマットやスリッパなどの供用で感染が考えられます。また、足白癬の状態が続くと爪の端の部分から爪の下に白癬菌がはいりこみ、爪白癬になってしまうのです。 健康な皮膚の場合、24時間以内に洗浄すれば白癬菌が付着しても定着せず感染することはありません。ジムや温泉の公共足拭きマットに触れた後は……

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掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)

掌蹠膿疱症とは? 掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)とは、手のひら(手掌)や足の裏(足蹠)を中心に膿のたまった皮疹(膿疱)が多数みられる慢性疾患のことです。小さな水ぶくれや赤い発疹ができ、だんだん拡大して膿疱を形成します。発症年齢は30~50歳が多く、有病率は40~60歳代の間で高くなっており、特に女性によく発症します。 膿疱は2~4週間で繰り返し、周期的に軽快に向かったり悪化したりします。特に出始めの頃にかゆみ、また痛みを伴う場合があり、ひっかくとただれて体液や膿が出てくることがあるので注意が必要です。膿疱はかさぶたになって、角層(皮膚の再表層)がはがれ落ちていきますが、これが皮疹をつくることもあります。また、10%~30%の症例で鎖骨や胸の中央部をはじめ、全身の関節が痛くなる掌蹠膿疱症性骨関節炎が観察されています。 爪に症状が現れると、爪の下に膿疱などができたり爪が変形・はがれて浮いて来たりします。また、手のひらや足裏の他にも膝やすね、頭部に発現することもあります(掌蹠外皮疹)。 なお、膿疱を形成しますが、膿の中には細菌や真菌(カビ)は存在しないため、患部が……

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ニキビ(尋常性ざ瘡)

ニキビとは? 皮脂の過剰な分泌などによって顔などの毛穴が詰まってしまい、内部にアクネ菌が増殖して炎症を引き起こす病気です。毛穴に溜まった皮脂を栄養源として、ニキビのもとになる細菌が増殖し、症状が悪化していきます。 小児期から青年期にかけて見られることが多いのですが、なかには大人になってから悪化するケースもあります。その場合、ホルモンバランスの乱れ、睡眠不足、紫外線、ストレス、生活環境の変化などが複雑に絡み合っており、なかなか治りにくいのが特徴です。 ニキビの種類・状態 白ニキビ(閉鎖面皰) 黒ニキビ(解放面皰) 赤ニキビ(炎症性皮疹) 嚢胞 瘢痕など 白ニキビ 毛穴に皮脂や角質が溜まり始めると、皮膚の表面が少し膨らんできます。これが白ニキビです。毛穴の状態によっては数日程度で自然に治ってしまう事も多いのですが、肌の汚れを放置していると白ニキビが成長し、数か月も治らないこともあります。 黒ニキビ 黒ニキビは、皮質や角質が溜まっている部位の毛穴が開いた状態のニキビです。古い角質……

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接触皮膚炎(かぶれ)

接触皮膚炎(かぶれ)とは? 接触皮膚炎は皮膚に本人にとって刺激となるものが皮膚に接触することで炎症がおき湿疹ができることをいいます。 ヒリヒリした感じや痒みもあります。 接触皮膚炎の原因 接触性皮膚炎のタイプは刺激性接触皮膚炎、アレルギー性接触皮膚炎、光接触皮膚炎それから全身性接触皮膚炎の4タイプにわけられます。 ①刺激性接触皮膚炎 刺激物質が皮膚バリアの弱い部分から侵入することで炎症がおきることをいいます。正常な皮膚では刺激となるものがバリアとなる皮膚角層を通過することはないと考えられていますが、生活様式の変化から角層がこわれてしまうケースも多く、刺激性接触皮膚炎は起きやすくなっています。 画像提供:第一三共ヘルスケア「くすりと健康の情報局」 ②アレルギー性接触皮膚炎 刺激性接触皮膚炎よりも少しのアレルゲンがふれることで接触皮膚炎がおきます。アレルギーがでるようになるとアレルゲンに少しでも触れるとアレルギーの症状としてアレルギー性接触皮膚炎がおきるようになるのです。 画像提供:第一三共ヘルスケア「くすりと健康の情報局……

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尋常性乾癬(かんせん)

乾癬とは? 乾癬とは、皮膚が赤くなり、盛り上がったところにフケのようなカサカサした白いかさぶたができることをいいます。白いかさぶたは古い皮膚の細胞が角化してもりあがっている垢で、ターンオーバーといって皮膚が生まれ変わるまでの時間が通常の皮膚の45日に比べ4~7日間ととても短くなっているのです。 皮膚のどこでもおきる可能性がありますが、髪の生え際や頭皮、ひざや肘など外からの刺激が多い場所に多いといわれます。かゆみで悩むひとも多く、掻いてしまうと乾癬が悪化してしまいます。日本人の300人に1人程度、中年の男性に多いのも特徴で、乾癬の患者さんの約65%が男性です。 乾癬にはいくつかタイプがありますが尋常性乾癬が大半を占め、皮膚の赤い部分に白い角化した垢もりあがる状態です。乾癬がある方のうち2割で爪にはがれる、変形などの異常や関節炎を併発するといわれています。 乾癬かもとご心配の方へ 体にはっきりとした赤い斑点が出ている場合は乾癬の可能性が考えられます。乾癬の症状がよくみられる部位は頭皮、ひじの外側、ひざ小僧(ひざがしら)、おしりなどです。 症状が似ているものとして「かぶれ……

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子供によくみられる接触皮膚炎

“かぶれ“とは 外的物質の刺激や、外的物質に対するアレルギー反応によっておきる皮膚炎のことで、医学的には「接触皮膚炎」と呼ばれています。原因になる物質が接触した部分の皮膚が赤くなったり、かゆみが出たりすることがあります。ひどい場合は、皮がむけてただれたり、水ぶくれができることもあります。もともと湿疹が出やすいアレルギー体質(アトピー素因といいます)をお持ちのお子様に特に症状が出やすいですが、とくにアレルギー体質のお子様でなくても、接触皮膚炎は起こり得ます。 口の周りの接触皮膚炎 よだれかぶれとアレルギーの見分け方 赤ちゃんの口の周りにできた皮膚炎(赤み、ぶつぶつ、発疹など)が、よだれかぶれなのか、食物アレルギーなのか、かぶれ・発疹が出るタイミングと出方によって判断する方法があります。赤ちゃんが食事をとったあと、皮膚の状況をチェックしてみましょう。 よだれかぶれは、よだれが皮膚表面に長時間あることによって生じる接触皮膚炎です。よだれの成分である、たんぱく質を分解する消化酵素「アミラーゼ」が肌に触れることで炎症を起こします。そのため、症……

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花粉症皮膚炎

花粉症皮膚炎とは 「花粉症皮膚炎」をご存知でしょうか。花粉が肌について引きおこる、アレルギー性の皮膚炎ですが、比較的新しい疾患概念のため、知らない方も多いかと思います。
ここでは、あまり知られていない「花粉症皮膚炎」についてご紹介いたします。 花粉症皮膚炎の症状 こんな症状に当てはまりませんか? メイクの乗りが悪い 乾燥で肌がカサカサする、化粧水がしみる 鼻をかみすぎや花粉対策マスクの常用による、皮膚のかゆみや赤み・腫れ、ひびわれ等 花粉症皮膚炎を予防するために <スキンケア> 花粉が飛ぶ時期には、屋外に出ると目に見えない花粉が肌に付着します。外出はもちろんのこと、洗濯物を干した後などにも注意が必要です。対策としては洗浄と保湿があります。花粉を洗い流すには水洗いで十分ですので、せっけんや洗顔料を使いすぎて乾燥しないように気を付けてください。また保湿も重要です。保湿をすることで、肌のバリアー機能が高まり、花粉から守ることができます。 それでも症……

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