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粉瘤

粉瘤とは? 粉瘤(ふんりゅう)とは良性皮膚腫瘍の一種で、皮膚の下に袋状の構造物(嚢腫)が生成され、その中に角質や皮脂など、本来は皮膚から剥がれ落ちるはずのものが溜まることによって生じます。よく脂肪の塊だと言われることがありますが、正体は脂肪ではありません。 医学的には「表皮嚢腫」に分類されますが、外毛根鞘性嚢腫や多発性毛包嚢腫も粉瘤の一種と考えられています。外毛根鞘性嚢腫は頭部の毛根に生じやすいタイプで、多発性毛包嚢腫はその名の通り、 わきの下 胸部 首 背中 など、体のあらゆる部位に20~30個など多数生じることがあります。 粉瘤の病態は、色は普通の皮膚と変わりません。半球状のふくらみの頂上に小さな穴(開口部)があいていることがしばしば見られ、開口部周辺はやや黒ずんでいる場合もあります。粉瘤は 顔 耳の後ろ 首 背中 足の裏 陰部 など、全身のどこにでも発症し得るもので、通常はあまり変容しない、あるいはゆっくりと大きくなる程度です。 軽症であれば痛みや硬化もほとんど……

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帯状疱疹

帯状疱疹とは? 帯状疱疹は、体の神経が分布している部位に沿って帯状の赤い発疹ができ、強い痛みを発するウイルス性の疾患です。また、神経は左右、体に沿って分布しているため帯状疱疹では左右どちらか帯のように症状がでるのが特徴です。 帯状疱疹の原因は水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)で、最初に感染したときは水ぼうそうになります。水ぼうそうが治ったあとでも、神経節にウイルスが潜伏しているせいで、高齢になって体の抵抗力が弱くなったり、季節の変わり目や過労・体調を崩したりしたときなどに「再活性化」することがあります。これが帯状疱疹です。 症状としては、肌の表面に赤いブツブツができて帯状に広がります。時間が経つと水ぶくれに代わり、1~2週間ほど経つとただれ、潰瘍になります。自然に治癒していくと、かさぶたに変わり、2~4週間頃にはかさぶたは取れて完治します。ただし、重症化すると点滴や入院が必要になることもあるので注意が必要です。 帯状疱疹では発疹の出る2,3日前から強い疼痛があるのも特徴といえます。ウイルスが神経節で繁殖することで、知覚神経から皮膚の細胞にまで炎症が拡大するこ……

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とびひ(伝染性膿痂疹)

とびひ(伝染性膿痂疹)とは? とびひ(伝染性膿痂疹、でんせんせいのうかしん)は、ブドウ球菌やレンサ球菌を原因とする、細菌性の感染症です。接触によって病気がうつり、火事の飛び火のように素早く広がってしまうことから「とびひ」という俗称がつけられ、知られています。 大きく分けて、水ぶくれができる「水疱性膿痂疹」と、かさぶたができる「痂皮性膿痂疹」の2種類があります。水疱性膿痂疹は鼻・口・目の付近から症状が始まることが多く、全身に広がっていくことがよくあります。痂皮性膿痂疹は全身のどこにでも発症する可能性があります。 水疱性膿痂疹 黄色ブドウ球菌が原因菌です。皮膚に水ぶくれが急速にできたあと、次第に膿をもつようになり、最終的に破けて皮膚がただれたような状態になる疾患です。うずくような強いかゆみを伴うことがあり、患部をひっかくと破けると滲出液が出てくるので、それが付着した手で体の他の部位や他人に触れると感染させてしまいます。特に湿度が高く温暖な夏にかかりやすいです。 痂皮性膿痂疹 主に化膿レンサ球菌が原因菌ですが、黄色ブドウ球菌にも同時に感染していることがしばしばあります。赤く皮膚が……

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ほくろ

ほくろとは? ほくろは自然発生的にできる、良性の母斑細胞の集まりです。 皮膚に褐色~黒色の色素斑が生じ、表面は平坦または膨らみ・こぶ状になっています(色素のないほくろも存在します)。ほくろは生まれつきできていたり、大人になってから生じたりして、発生原因は明らかになっていません。良性腫瘍のほくろは人体の健康に悪影響を及ぼすことはないので、顔や体にできていて心配ありません。 なお、ほくろによく似た症状に悪性黒色腫(メラノーマ)がありますが、こちらは皮膚がんの一種です。ほくろとメラノーマの区別については医師による鑑別が必要なので、早めの発見と、メラノーマの場合は医療機関での治療が必要です。ほくろの検査・診断方法としてはダーモスコープを使ったダーモスコピーが一般的です。 ほくろは当院で切除可能です。女性の顔面など、より傷を目立ちにくくするご希望がある場合は、形成外科へのご紹介もしております。除去方法にはレーザー治療や電気メスでの切開術などもあります。 なお、ほくろが遺伝することは医学的に認められていませんが、親にほくろが多いと子どもにもほくろが見られるという事例も……

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水ぼうそう(水痘)

水ぼうそう(水痘)とは? 画像提供:シオノギ製薬「こども感染症ナビ」 水ぼうそう(水痘)はヒトヘルペスウイルス3型(水痘帯状疱疹ウイルス)が原因となって引き起こされる急性の全身感染症の一種で、皮膚に病変が出現するもの。顔を含む全身が患部となることがあり、特に小児期に多く見られます。潰瘍化した病変は、口腔内・中咽頭・上気道・直腸・膣・眼瞼結膜などの粘膜部位に現れることもあります。 潜伏期間は感染から2週間ほどです。水ぼうそうは、症状の進行につれて病変が次々と現れます。感染初期は軽度の頭痛、発熱、倦怠感などが、病変の現れる24~36時間前に現れるケースがよく見られます。初期の発疹は紅斑(皮膚表面に赤い発疹がぽつぽつできる)になります。変化は早く、数時間以内で丘疹に進行。このとき、涙滴状の小さな水疱が同時に出現することがあり、強い痒みを伴います。 後期では膿疱へと変わってゆき、発症から20日前後たつと最終的に痂皮化(かさぶたになる)します。ただし、発疹は次々と出現するので、ひとつの患部が落ち着いてきた頃には、別の部位に斑状発疹が新たに出てきます。 画像提……

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白斑

白斑とは? 白斑とは、皮膚メラノサイトが欠損して色の抜けた脱色素斑ができる病態のことで、メラニンが完全消失することで白色の斑が形成されます。痛みや痒みはなく、最初は親指の先くらいの大きさの白い斑が数個皮膚に現れるということが多いです。そこで症状の進行が止まると限局型、白斑が増えたり大きくなったりすると汎発型、分節型といいます。先天性の遺伝子の異常を原因に持つものは眼皮膚白皮症とも呼ばれています。 人体のメラニンは色素細胞内で合成され、周辺の細胞に受け渡されて皮膚の色調を統一する仕組みになっています。しかし、この仕組みに関わる多数のファクターのうち一つにでも異常が発生すると、メラニンの合成が阻害されます。これが、先天的な遺伝子の異常によって起こっていると先天性白斑となります。なお、遺伝子の異常によって起こるものでも、新生児の間は特に皮膚に異常は見られず、成長してから白斑が発見されるケースもあります。 白斑は全身のさまざまな部分に生じますが、特に顔など発症する部位によって、患者本人のQOL(生活の質)を低下させたり、社会活動にも差しさわりが出たりすることがあります。 し……

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日光アレルギー(光線過敏症)

日光アレルギーとは? 日光アレルギーとは光線過敏症とも言って、日光に対して免疫系が過剰な反応を起こし、皮膚に病変を生じる疾患のことです。皮膚疾患が発生あるいは悪化する要因は、薬剤などの外因性のケースと、遺伝疾患や代謝疾患などによる内因性のケースの2つがあります。日光アレルギーの反応の出やすさは遺伝すると考えられています。 主な症状の出方として、日光にさらされた皮膚の部位にかゆみや発疹、ぶつぶつ、赤みなどが生じたり、腫れて水膨れができたりといった炎症を起こします。 紫外線(主としてUVB)による日焼けは、ある程度の紫外線量であれば誰でも日焼け(炎症)を起こします。しかし、日光アレルギーの人は、通常ならば反応が起きない程度の紫外線量に対しても敏感に反応し、炎症が起こってしまいます。 日光アレルギーの病態には、日光じんましん、化学物質による光線過敏症、多形日光疹などがあります。 日光じんましん 日光に当たってわずか数分ほどで、大きくて赤いじんましんが現れます。かゆみを伴ったりみみずばれの状態になったりしますが、通常は数分~数時間で消失します。長時間あるいは広範囲にわた……

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やけど(熱傷)湿潤療法

症状の概要 熱いお湯をかぶってしまった、火にかけたままの鍋に触れてしまったなど日常生活の中でちょっとしたやけどに遭遇することもあると思いますが、やけどといってもさまざまな種類があります。 やけどとは 「やけど」は「熱傷」とも表現します。皮膚が熱で損傷してしまうことを熱傷といい、熱傷の深さでⅠ~Ⅲ度に分類されます。Ⅰ~Ⅲ度の深さのやけどが身体のどのぐらいの範囲を占めているかにより軽症~重症まできまってくるのです。 また、重症度により治療法が変わってくるため重症度をみきわめるのはとても大切です。 やけどの原因 熱傷の原因となるのは火や熱いものに触れたときに皮膚が焼けてしまうことを思い浮かべるかもしれませんが、やけどの原因はほかにもあります。 火災で熱い水蒸気や煙、有毒ガスなどを吸い込んでしまうことで気道が焼けてしまうことを気道熱傷、化学薬品が皮膚や粘膜について組織が壊れてしまうことを化学熱傷、感電や落雷など電流が身体を流れることでおきる障害を電撃傷といいます。 症状 一般に、Ⅰ度の軽いやけどでは痛みはありますが、赤くなる程度で、やけどの痕ものこりません。少……

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きず(創傷)湿潤療法

急性皮膚創傷と慢性皮膚創傷 けがをしたときには切り傷や刺し傷、擦り傷などさまざまな傷の状態があります。けがをしたときに消毒をするべきなのか、洗うだけでいいのか、絆創膏がいいのかガーゼがいいのかなどどのように対処するのがいいか困るかたもいるのではないでしょうか。 抗生剤が発見される以前の治療は感染をコントロールすることがいちばん重要視されてきました。そのため、傷口をみたら消毒して、乾燥させてなおすという認識がながく定着していましたが、けがの処置も変わってきています。 私が子供のころは怪我をすると赤チンを塗ったり、マキロンやオキシドールなどで消毒をしたりしていました。またキズドライでパウダーを吹きかけて乾燥させるといったことも行っていました。このような従来の治療法はかさぶたをつくり、皮膚の再生を遅らせます。その結果、傷の治りが遅く傷あとも残ってしまいます。 傷口から出てくる浸出液は、実は皮膚の再生を促して傷の修復を早める作用があることがわかってきました。つまりこの浸出液を封じ込め、湿った状態を保つことで治りも速く、より綺麗に皮膚が再生されるという治療法が湿潤療法です。 »……

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水いぼ(伝染性軟属腫)

水いぼ(伝染性軟属腫)とは? 水いぼは、伝染性軟属腫ウイルスに感染することで発症する感染症で、おもに小児に見られる疾患です。健康な子供では、半年から3年以内に自然治癒するとされています。 伝染性軟属腫ウイルスが皮膚についた小さな傷やささくれ、毛穴などから入り込み、皮膚の細胞に感染してウイルスが増殖します。アトピーを持つ子どもは通常よりも水いぼに感染しやすい傾向にあります。 いぼの大きさは1~5㎜ほどで、表面はつるつるしていて水っぽい光沢があります。体のどの部位にも発症する可能性があります。いぼの中身は体液ではなく、モルスクム小体というウイルスと変性した表皮組織からなる塊です。ただし、ひっかくことで化膿することがあります。いぼが大きくなると中心部がへこんできて、やぶれたり自然に剥離して落ちたりすると炎症が生じますが、やがて消失します。 いぼは痛みはほとんどありませんが、かゆみを伴うことがあり、ひっかいてしまうと内容物(軟属腫)が飛び出して別の皮膚に付着し、新たな場所に感染が広がってしまうことがよくあります。そのため、水いぼはひとつできるとその付近や、普段から触りやすい部位……

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小児アトピー性皮膚炎

症状の概要 乳児期(2歳未満) 乳児では、頬、額、頭などに皮膚の乾燥と赤みが出ることが、アトピー性皮膚炎の始まりになることが多いです。皮膚症状が広がると、赤みは顔面全体に広がり、あご、脇の下、ひじやひざの裏にも症状が出ます。かゆみが生じてひっかくと、皮膚が傷つけられて浸出液が出たり、かさぶたが付くこともあります。 さらに、手や手首、足首などの乾燥しやすい部位や、服から出ている体の部位(腕、脚、ひじ、ひざ)などにも皮膚症状が出ます。皮疹が全身におよぶ場合には、体にも赤みが出て、それがつながって重症化することもあります。 幼児期・学童期(2~12歳) 2歳以降になると、乳児に見られるような顔面の湿疹は減少しますが、それに代わって首、脇の下、ひじやひざの裏、そけい部、手首・足首などの皮膚がこすれる部分の症状が中心になります。 重症になると、湿疹が広がり、繰り返してひっかくことにより皮膚が硬くなったり、しこりになることがあります。また、乾燥が目立つタイプでは、皮膚が乾燥により粉をふいたようになることもあります。 特徴・診断 日本皮膚科学会によるアトピー性皮膚炎の定義では……

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炎症後色素沈着

炎症後色素沈着とは? 画像提供:第一三共ヘルスケア
「くすりと健康の情報局」 炎症後色素沈着とは、皮膚にやけどや外傷ができるなどダメージを受けた際、強い炎症が起きたあと同じ部位に灰褐色、茶褐色、紫褐色のシミのような色素沈着ができるというものです。 炎症後色素沈着が起こるきっかけとして、怪我、ニキビや湿疹、虫刺され、毛抜きやかみそり、ヘアアイロンでのやけど、老人性しみレーザー治療痕も多く報告されています。また、色素沈着が起こりやすい原因には、患部をこすったり触ったりしすぎたことによる「摩擦」が挙げられています。炎症が一時的かつ浅いものであっても、日常的な癖でその部位を頻繁に触ったり、衣類などでこすれたりしていると、慢性的に続く炎症になってしまいます。 色素沈着そのものが健康をおびやかすことはありませんが、美容的な側面から悩む方が多いです。通常の人の肌は、20代の若い方であれば約28日間、30代は約40日間、40代は約55日間で新陳代謝(ターンオーバー)が行われているので、表皮の色素沈着も徐々に目立たなくなっていくのが大半です。……

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蜂窩織炎(ほうかしきえん)

蜂窩織炎とは? 蜂窩織炎(ほうかしきえん)は、原因菌が皮下に入り込むことによって起こる感染症のひとつで、真皮深層から皮下組織・筋膜という深い部分で生じる急性化膿性炎症です。 主たる原因菌は、黄色ブドウ球菌と化膿レンサ球菌の2種類です。ほかにも原因となる細菌がいくつか確認されています。 症状としては、顔や足でよく見られ、患部はまだら状に赤く腫れたり、虫刺されのような赤いブツブツが広がったり、オレンジの皮のようなごつごつしたあばたが出てくることがあります。やや強く触ると痛みを感じたり、熱を帯びることも多いです。 蜂窩織炎で感じる痛みの原因は、細菌に感染したことそのもので起こるほか、体内に侵入してきた細菌に対して人体の免疫機能が攻撃することでも起こります。 蜂窩織炎を放置していると、リンパ節に炎症が生じたり、発熱・悪寒・倦怠感・関節痛・頭痛など全身の症状が現れる人もいるため甘く見ることのできない症状です。 なお、人から人へと移る病気ではありませんので、他人と接近することで感染するといった心配はありません。 蜂窩織炎の原因 蜂窩織炎の原因は、黄色ブドウ球菌と……

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虫刺され

虫刺されとは? 虫刺され(虫刺症、ちゅうししょう)は、昆虫に咬まれたり、針を刺されたり、毛虫や蛾などの体毛に触れたりすることで起こる皮膚炎の総称です。 虫が皮膚を刺したり咬んだりすることそのものによる物理的な刺激のほか、皮膚の内側に注入される化学物質が急性反応やアレルギー反応などを起こし、皮膚の表面にブツブツした発疹や赤い腫れが起こることがあります。患部が熱を持ち、痛みやかゆみを伴うことも多いです。 アレルギー反応には、虫に刺された後すぐに発疹やかゆみ・赤みが起こる「即時型反応」と、1~2日後から皮膚症状が出現してくる「遅延型反応」とがあります。 虫刺されの後のアレルギー反応は、個人の体質や、刺された回数などが影響してくるため、症状の出方には個人差があります。刺される瞬間を自分で見ていれば何の虫に刺されたのか分かりますが、実際は症状が出た後に「いつの間にか虫に刺されていたかも?」と気づくケースが少なくありません。皮膚の状態からでは原因となった虫の種類の特定が難しいことがほとんどです。 虫刺されの原因 虫が人体に咬みつく理由には、針を刺して吸血を行……

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多汗症

多汗症とは? 多汗症は、汗の量が非常に多いため日常生活に支障が出ている状態を指します。 原因によって「続発性」と「原発性」に分類されます。「続発性」は発汗の原因になる疾患などがある場合、「原発性」は直接的な原因が特にない場合に該当します。日本皮膚科学会では、原発性局所多汗症を「温熱や精神的負荷の有無いかんに関わらず、日常に支障をきたす程の大量の発汗を生じる状態」と定義しています。 多汗症は発汗する部位によっても「全身性多汗症」と「局所性多汗症」とに分けられています。局所性多汗症は、汗腺が密集しているワキの下、手の平、足の裏などの発汗が異常に多い場合を言います。温熱や疾患といった原因のほかにも、緊張が高まっているような精神状態に影響を受けて発汗量が増加するケースがあります。 多汗症の原因 発汗の原因が突き止められる「続発性多汗症(二次性多汗症)」の場合、全身性の病気(感染症・神経性疾患・糖尿病・低血糖・内分泌代謝異常など)が原因となる場合のほか、外傷や悪性リンパ腫といった局所的な神経障害が原因となる場合があります。また、解熱剤や向精神薬、ステロイドといった服薬中の薬の副作用……

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乾燥肌

乾燥肌とは? 乾燥肌(ドライスキン)と呼ばれる状態は、うるおいが十分にある皮膚に比べて角層内の水分量が低くなっています。皮膚の角質は、体の水分が外に出ていってしまうことや、外部の刺激から深層部を守るバリアとしての機能を持っているものです。水分や皮脂が不足すると角質がはがれ落ちてしまい、ひび割れが起こったり、粉をふいたり、乾燥によって肌がかゆくなりやすくなり、ひっかくことで湿疹になってしまうことがあります。皮脂欠乏症、ドライスキン、乾皮症とも呼ばれています。 皮膚の水分量は、皮脂・天然保湿因子NMF・角質細胞間脂質という3つの物質によって通常は一定にキープされています。しかしストレスや加齢によって、これらが十分な量分泌されなくなったり働かなくなったりすると、肌から水分が蒸発しやすくなります。 空気内の湿度が下がり始める秋から冬にかけては、誰でも乾燥肌になる傾向にあります。こうした季節性の乾燥は春から夏に向かって自然と改善しますが、汗が肌に残っているせいで乾燥したり、クーラーが肌の水分を奪ったりするので暑い季節も注意が必要です。 加齢に伴う老人性乾皮症も乾燥肌のひとつで……

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皮膚掻痒症(ひふそうようしょう)

皮膚掻痒症とは? 皮膚がかゆいのにみためには何もなっていないようなことはありませんか? 病変がなく、痒みの症状だけあることを皮膚掻痒症といいます。 皮膚科の外来を受診するひとの1割弱は皮膚掻痒症の患者であり、やや女性に多い疾患です。とくに、妊産婦やHIV患者、慢性C型肝炎や尿毒症(慢性腎機能障害)のひとに多いといわれています。 全身のあらゆるところで痒みがでてしまい、ずっと痒みが続くこともあれば波があることもあります。また、夜間に痒みにより寝られないということもあるかもしれません。 皮膚掻痒症の原因 皮膚掻痒症の原因は大きく3つに大別できます ・皮膚の乾燥 ・服薬している薬 ・内臓の異常に伴うかゆみ このうち、いちばん多いのは皮膚の乾燥(ドライスキン)によるもので、通常は保湿剤により症状の改善がみられます。皮膚の角層で水分が低下すると皮膚が乾燥してしまい、乾皮症や老人性皮膚掻痒症、アトピー性皮膚炎などの皮膚病のほか、腎不全や血液透析、糖尿病、HIV感染症の患者でも皮膚の乾燥がみられるのです。 画像提供:ツムラ「皮膚掻痒症(ひ……

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湿疹・手湿疹

湿疹・手湿疹とは? 皮膚がなんらかの刺激物質やアレルゲンと触れることで炎症がおきる状態を湿疹(接触皮膚炎)といいます。皮膚の紅斑、赤みや腫れに痒みやヒリヒリ感を伴うのが主な症状です。 日頃から化学薬品を扱う、水仕事をするひと、理・美容師、看護師、調理・炊事・皿洗い業で職業性皮膚疾患として手湿疹と診断されることが多いといわれています。20~30代前半の若年層に多く、その他に女性、アトピー性、接触皮膚炎が関連しています。 また、適切な治療、予防をすることで発症や重症化を避けることができます。様々な症状があるのでいくつかのパターンに分類することがあります。 角化型手湿疹 中年男性に多くみられる症状です。 皮膚の表面の角質細胞が、細かく剥がれ落ちる状態が手のひらにあらわれます。亀裂を伴うこともあります。 進行性指掌角皮症 指先や指腹が乾燥してざらつくようになります。指紋が無くなり、亀裂を伴うこともあります。 貨幣状型手湿疹 手の甲に貨幣大の円形の湿疹がみられます。 (強い痒み、刺激性皮膚炎、アレルギー性接触皮膚炎、アトピー型、どれからも症状の原因となります……

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アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎の症状の概要 アトピー性皮膚炎とは? アトピー性皮膚炎は、よくなったり悪くなったりを繰り返す痒みを伴った湿疹のことをいいます。 乳幼児期から発症し、小児期に寛解する場合もあれば、良くなることなく再発を繰り返しながら成人になってもアトピー性皮膚炎の症状に悩まされることもあります。有病率としては小学校1年生で17%程度、中学生になると10%までさがり、重症度も低くなっていくことから全体的には成長とともにアトピー性皮膚炎はよくなることが多いとわかります。 アトピー性皮膚炎の原因 原因は多岐に渡り、「アレルギー素因」を持った体質であること、そして皮膚のバリア機能が弱いことをはじめとした臓器の過敏な状態がアトピー性皮膚炎に関わっているとされています。 画像提供:第一三共ヘルスケア「くすりと健康の情報局」 アレルギー素因とは2つの要素があり、ひとつは本人や家族が気管支喘息やアレルギー性鼻炎、結膜炎やアトピー性皮膚炎のうちいずれまたは複数のアレルギー性の病気を持っていることがあげられます。もうひとつがIgE抗体をつくりやすい体質であることです。皮膚炎の状……

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脂漏性角化症(老人性いぼ、老人性疣贅)

脂漏性角化症とは? 脂漏性角化症は皮膚の老化現象によってできる褐色~黒色のシミで、老人性色素斑とは違ってやや盛り上がりのあるのが特徴です。最初はシミだったものが脂漏性角化症になるケースもあります。人にうつるものではなく、痛みや痒みは通常ありませんが、時々痒みがでることがあります。 40歳以降の中高年期に増加することの多い皮膚の良性腫瘍で、80代になるとほとんど全ての人に見られます。 顔や頭部、前胸部、上背部、手足など日光の当たる場所によく見られますが、体幹や側頭部など全身に患部ができる可能性があります。大きさは数ミリ~数センチとまちまちで、時間が経過するにつれて少しずつ大きくなります。 表面は疣状であるほか、つるつるしている、ビロード状、蝋状、鱗屑や痂皮が付着しているなど、いくつかの形態をとります。 リンパ腫や消化器癌など、悪性腫瘍を持つ患者に生じたものについては、病変が急激であったり多発性であったりすると、皮膚の腫瘍随伴症候群であることが疑われます。 なお、脂漏性角化症は悪性化して癌になることはありませんが、自然治癒することもありません。 脂漏性角化……

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蕁麻疹(じんましん)

蕁麻疹(じんましん)とは?
蕁麻疹は一時的に皮膚が赤みを帯びて浮腫んで腫れ上がることをいい、多くは痒みを伴います。
また、何らかの刺激が原因となって蕁麻疹がでる場合(刺激誘発型の蕁麻疹)もあれば、はっきりとした理由がなく蕁麻疹がでてしまう(特発性の蕁麻疹)などいろいろなタイプがあります。きっかけが一つの場合もありますが、体調や感染の状況に左右されたりなどいろいろな要因が組み合わさって蕁麻疹が出ることもあります。 慢性蕁麻疹(じんましん) 慢性蕁麻疹(じんましん)は、急に皮膚症状が発現しては消えるのを繰り返します。慢性蕁麻疹は強い痒みをともないやすく、つい患部を引っ搔いてしまうという人が多いです。 掻いた部分が赤く盛り上がってミミズばれになることがあります。長期化するとみみずばれは6週間以上継続して再発を繰り返すケースもあります。 慢性蕁麻疹はアレルギー性のものと非アレルギー性のものとに分かれていますが、症状を見ただけでは原因を突き止めることはむずかしいのが現状です。主に体内でヒスタミンなどの物質が放出されることで引き起こされるため、抗アレルギ……

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接触皮膚炎(かぶれ)

接触皮膚炎(かぶれ)とは? 接触皮膚炎は皮膚に本人にとって刺激となるものが皮膚に接触することで炎症がおき湿疹ができることをいいます。 ヒリヒリした感じや痒みもあります。 接触皮膚炎の原因 接触性皮膚炎のタイプは刺激性接触皮膚炎、アレルギー性接触皮膚炎、光接触皮膚炎それから全身性接触皮膚炎の4タイプにわけられます。 ①刺激性接触皮膚炎 刺激物質が皮膚バリアの弱い部分から侵入することで炎症がおきることをいいます。正常な皮膚では刺激となるものがバリアとなる皮膚角層を通過することはないと考えられていますが、生活様式の変化から角層がこわれてしまうケースも多く、刺激性接触皮膚炎は起きやすくなっています。 画像提供:第一三共ヘルスケア「くすりと健康の情報局」 ②アレルギー性接触皮膚炎 刺激性接触皮膚炎よりも少しのアレルゲンがふれることで接触皮膚炎がおきます。アレルギーがでるようになるとアレルゲンに少しでも触れるとアレルギーの症状としてアレルギー性接触皮膚炎がおきるようになるのです。 画像提供:第一三共ヘルスケア「くすりと健康の情報局……

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いぼ(尋常性疣贅)

いぼとは? 「いぼ」にはウイルス性疣贅(ゆうぜい)、老人に多い脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)、首や脇のしたなどにできる軟性線維腫(なんせいせんいしゅ)という柔らかいできもののことをさします。 このうち、多くはウイルス性疣贅であり、皮膚や粘膜にできますが、疣贅ができる場所により足底疣贅、爪囲疣贅など名前がつけられています。さらに、疣贅の中でも多いタイプをまとめて「尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)」、そうでないものは「特殊型」という名がつけられています。 この項ではいぼの中で皮膚科受診のきっかけとなることが一番多いウイルス性疣贅について扱います。 いぼの原因 疣贅の原因はヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染です。 HPVも色々な型があり、尋常性疣贅はHPV2a/27/57 型の感染で頻度として一番多く、特殊型はヒトパピローマウイルスの中でも別の型が報告されています。 HPVはひとからひとへうつることが主な感染症であり、銭湯やジム、プールといった公共施設で間接的にうつることもあります。 症状や兆候 典型的な疣贅はみためで診断をつけるこ……

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尋常性乾癬(かんせん)

乾癬とは? 乾癬とは、皮膚が赤くなり、盛り上がったところにフケのようなカサカサした白いかさぶたができることをいいます。白いかさぶたは古い皮膚の細胞が角化してもりあがっている垢で、ターンオーバーといって皮膚が生まれ変わるまでの時間が通常の皮膚の45日に比べ4~7日間ととても短くなっているのです。 皮膚のどこでもおきる可能性がありますが、髪の生え際や頭皮、ひざや肘など外からの刺激が多い場所に多いといわれます。かゆみで悩むひとも多く、掻いてしまうと乾癬が悪化してしまいます。日本人の300人に1人程度、中年の男性に多いのも特徴で、乾癬の患者さんの約65%が男性です。 乾癬にはいくつかタイプがありますが尋常性乾癬が大半を占め、皮膚の赤い部分に白い角化した垢もりあがる状態です。乾癬がある方のうち2割で爪にはがれる、変形などの異常や関節炎を併発するといわれています。 乾癬かもとご心配の方へ 体にはっきりとした赤い斑点が出ている場合は乾癬の可能性が考えられます。乾癬の症状がよくみられる部位は頭皮、ひじの外側、ひざ小僧(ひざがしら)、おしりなどです。 症状が似ているものとして「かぶれ……

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子供によくみられる接触皮膚炎

“かぶれ“とは 外的物質の刺激や、外的物質に対するアレルギー反応によっておきる皮膚炎のことで、医学的には「接触皮膚炎」と呼ばれています。原因になる物質が接触した部分の皮膚が赤くなったり、かゆみが出たりすることがあります。ひどい場合は、皮がむけてただれたり、水ぶくれができることもあります。もともと湿疹が出やすいアレルギー体質(アトピー素因といいます)をお持ちのお子様に特に症状が出やすいですが、とくにアレルギー体質のお子様でなくても、接触皮膚炎は起こり得ます。 口の周りの接触皮膚炎 よだれかぶれとアレルギーの見分け方 赤ちゃんの口の周りにできた皮膚炎(赤み、ぶつぶつ、発疹など)が、よだれかぶれなのか、食物アレルギーなのか、かぶれ・発疹が出るタイミングと出方によって判断する方法があります。赤ちゃんが食事をとったあと、皮膚の状況をチェックしてみましょう。 よだれかぶれは、よだれが皮膚表面に長時間あることによって生じる接触皮膚炎です。よだれの成分である、たんぱく質を分解する消化酵素「アミラーゼ」が肌に触れることで炎症を起こします。そのため、症……

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